築地 のランチ事情
僕は 築地 にある会社で働いています。
少し前まで、 築地 は外国人観光客や日本人の観光客が絶えず行きかう町でした。
もともとは築地市場の仲買人が、仕事の合間に食事に立ち寄るような姿をよく見かけていましたが、市場の移転とともに観光地としての色彩がより強くなっていったように思います。
市場が豊洲に移転し、コロナ禍で観光客が姿を消し、閉店してしまったお店もあります。
でも、いまも営業を続けているお店は、地元の人や 築地 で働く人、用事があって訪れる人においしいものを提供しようと頑張っています。
近くにくる機会があったら、築地を訪れてみてください。
きっとおいしい料理と、温かい人々に出会えますよ。
今の 築地 の魅力がわかります
この記事では、今の築地の魅力を少しだけ紹介します。
記事を読んでお店を訪れてもらえたら、今の築地を楽しめると思います。
築地 のランチならこのお店 5選
きつねや
築地場外、もんぜき通りの象徴のようになっているお店。
まさにB級グルメの極致。
鍋の前のカウンターは飲んべえの特等席。
店舗前にテーブルが置かれているので、けっこうな人数がいっぺんに食べられます。
「ホルモン丼」(写真は生卵トッピング)
八丁味噌をベースにじっくり煮込んだ牛ホルモンを、ご飯の上にかけた大人気メニュー。
ホルモンの鮮度にこだわり、代々受け継ぐ味を大切にして、毎日煮込んでいるそうです。
旨辛のホルモンに七味をかけて、ご飯と一緒に頬張れば、「ビール追加で」と言いたくなること請け合いです。
「牛丼」
ホルモン丼が有名すぎて、話題に上ることは少ないのですが、チェーン店のそれとは一線を画す美味しさです。
赤身とスジ肉は良く煮込まれ、口の中でホロホロと崩れていきます。
味付けは、溶けだした牛肉の旨みとしょうゆベースのタレのバランスがよく実にいい塩梅。
玉ねぎもトロトロに煮込まれてます。
つゆも多めで、ご飯がガンガンすすみます。
肉豆腐とか、おしんことか頼んで、街を行く人や車を眺めながら、昼からビールを飲むのもいいですよ。(今はできないのが悲しいですね…)
場所は、築地4丁目、もんぜき通り沿いです。
朝の7:00から13:30までの営業。
店舗情報
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13007656/
鳥めし 鳥藤分店
明治四十年創業の鶏肉卸「鳥藤」が経営するお店です。
親子丼が一押しです。
店内はカウンターとテーブル席。
「親子丼」
このビジュアルだけでよだれが出てきませんか?
良質な鶏肉を絶妙な火加減で煮込み、これまた良質な卵を半熟に仕上げ、ホカホカのご飯の上に盛り付ける。
運ばれてきた瞬間に、割下と鶏からしみ出たダシが融合した、ふくよかな香りが立ち込めます。
もう、味の説明は不要ですね。
美味しいですよ、はい、もちろん。
看板の親子丼にもバリエーションがあり、また、唐揚げや、チキンカツ、カレーもあるなど鶏の良さを存分に味わえるメニューになっていますね。
個人的には、シンガポールチキンライスが気になりますねぇ。
場所は、築地4丁目、もんぜき通りから少し勝鬨橋方面に入ったところです。
朝の8:30から13:30までの営業。
店舗情報
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13037973/
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すし大
築地のお寿司屋さんは紹介するのに迷うくらい、美味しいお店がそろっています。
高くておいしいお店は、石を投げたら当たるくらい沢山ありますが、良心的なお値段で絶品の寿司を食べさせてくれるお店は限られてしまいます。
間口は狭いですが、地下カウンター11席、1階カウンター11席、2階テーブル席20席と以外に広いのです。
一貫ずつ提供されるお店なので、お寿司がすべて並んでいる写真が撮れないのでおすすめコースの画像を。
看板に偽りはありません。
鮮度と、丁寧な仕事がひしひし伝わってくるお寿司の数々。
このお寿司でこれだけ食べて、この値段でいいの、と言いたくなるほどです。
開店から、いつも並んでいる印象ですが、ランチタイムを外して14時から17時ころは並びも少ないようです。
場所は築地六丁目、晴海通り沿い、波除神社に向かう交差点近くにあります。
店舗情報
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13002314/
幸軒
築地場外で朝ラーメンが食べられるお店。
大きなシューマイも有名で、テレビで紹介されたことも多いそうです。
お店の場所は正直、分かりにくいです。
細い路地を分け入り、他店の段ボールなどが積まれているような一角にあります。
今は人込みも少ないので比較的見つけやすいかもしれませんが、路地から路地を渡り歩いて見える景色も、築地の楽しみの一つかもしれませんね。
「チャーシュー麺」
ラーメンとシューマイの定番コンビニ行きたくなるのですが、ついつい僕はこのチャーシュー麺を頼んでしまうのです。
なんせ、このチャーシューの量、そして肉質と旨み、柔らかくも歯ごたえが残り、スープと肉汁の融合は食べるほどに食欲を掻き立てるうまさです。
スープは、キリッとしたカエシに、豊かな動物系のコクがあり、薬味の香りと相まって実にバランスが良いのです。
合わせられる、滑らかな細麺は喉ごしがよく、スープとの相性の良さを堪能できます。
「シューマイ2個」
大ぶりで熱々のシューマイは、ラーメンと並ぶこちらの看板メニュー。
毎朝仕込まれる餡は、柔らかでジューシー。
肉のうまみと、玉ねぎの甘みが優しい味わい。
下味がついているのでそのまま食べてもおいしいですが、ソースか醤油をかけても良いですよ。
店舗情報
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13012793/
本種
路地裏にたたずむうまい寿司屋。
決して店は新しくないし、広くもないし、個室があるわけでもない。
でも、うまい寿司はある。
特にマグロはおすすめ。
場所は築地六丁目、晴海通りの築地センタービルと鳥上商店の間の路地を入ったところにあります。
路地側にカウンターと、奥にテーブル席があります。
「にぎり1.5人前」
まぐろはトロ2貫、赤身1貫、白身、貝、エビ、青魚など。
大ぶりな良い仕事ぶりがうかがえるネタと、ネタに合わせたシャリのバランスが良い。
コスパも素晴らしいと思います。
「ネギトロ丼」
僕の一押しはこのネギトロです。
マグロ本来のうまみが存分に味わえるネギトロ。
スーパーのものように何かを加えたりしていない、本物のネギトロがここにあります。
一見入りづらい店構えですが、価格も明記してありますので、飛び込んでしまえば、気取らずにおいしいお寿司にありつけますよ。
店舗情報
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13025023/
まだまだ築地には美味しいお店があって5店では紹介しきれません。
テーマごとに別の記事で紹介していますので、よかったらリンクから見てみてくださいね。
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