・サラリーマンが ゴルフ をするとどんな良いことがあるの?
・ゴルフは仕事に役立つの?
・ゴルフは趣味として考えたらどうなの?
サラリーマンが ゴルフ をすることでメリットはあるか
ゴルフを趣味にしているサラリーマンは、実はとても多くいます。
特に営業職など、外部の人と会うことの多い職種では、ゴルフ大好きという人も少なくありません。
スポーツという面でゴルフを見た場合のメリットもありますが、ゴルフの持つ戦略性や、人間関係の構築に非常に良い影響があることも、ゴルフが盛んであることの理由の一つでしょう。
ここでは、ゴルフ大好きなサラリーマンである僕が実感している、ゴルフのメリットについて紹介します。
一般的な ゴルフ をするメリット
ゴルフというスポーツについて、一般的に言われているメリットについてまずは紹介します。
適度な運動強度
ゴルフは歩くスポーツです。
18ホールをラウンドして、意識的に歩くと約10kmくらいになります。
上達して、カートに乗ることが多くなっても数kmは歩くことになります。
本格的な競技ゴルフでは、カートは使用しないのでもっと長い距離を歩くことになります。
また、スイングは全身運動なので、準備のストレッチから含めて、適度な負荷を身体にかけることになります。
普段、運動をしないという人も、ゴルフを趣味することで、体が活性化されて健康的な生活を送ることにつながります。
年齢を問わずにプレーできる
ゴルフ場や練習場に行くと、様々な年代の方がいます。
下は小学生から、上は80代と思しき方までゴルフをしています。
ゴルフは年齢や性別によって、スタートするティグラウンドの場所が違うため、飛距離の差によるハンデが無い、ある程度公平な条件でゲームをすることができます。
子供とおじいちゃんが同じフィールドで競技をするスポーツなんて、他にはあまりないですよね。
色々な場所に出かけられる
ゴルフ場は広い敷地が必要なので、郊外や、山、海の近くなど、街から離れたところにあることが多いです。
ほとんどの都道府県にゴルフ場があるため、その気になれば日本全国でゴルフをすることができます。
コンペや大会で泊りがけで出かけたり、旅行の行程のひとつとしてゴルフをしたり、ゴルフを通じて、今まで訪れたことのない場所に行くことというのも楽しさの一つでしょう。
自然豊かでキレイな風景の中でスポーツできる
ゴルフは、自然を相手にするスポーツです。
広大な敷地に配置されたコースは美しく整備されており、そんな景色を見ながらゴルフをするのは、贅沢な時間です。
また、春夏秋冬、自然のうつろいはコースの表情を変え、コースの難易度も微妙に変化します。
そして、その日の天候もまた、コースの景色を変えるだけでなく、プレー内容にも大きな影響を与えます。
同じコースで何度もプレイしても、毎回違う発見があるというのもゴルフのおもしろさではないでしょうか。
知らない人と知り合う機会
知り合い同士で行くゴルフは、気楽で楽しいものですが、本気でゴルフをするようになるとコンペや大会にでる機会も出てきます。
そのような場では、知り合い同士でラウンドすることはあまりなく、知らない人同士で組になってコースを回ります。
一日一緒にプレイするので、いろいろな話をしたり、プレイスタイルを見て相手の性格知ることにもなるので、自然とお互いのことを知ることになります。
ゴルフをきっかけにして、人脈が広がる場合もあります。
一生続けられる趣味
年齢が上がるに連れて、若い頃のように運動ができなくなります。
でも、ゴルフ場に行くと、70代、80代と思しき方が元気にプレイしているのを見ることがよくあります。
今のゴルフ場は、電動カートなどが完備されているところが多く、意識すれば足腰に大きな負担をかけることなくラウンドできるようになっています。
また、シニアの方は、ティグラウンドが通常よりも前に設置されているので、飛距離が出なくなってきても、若い人と同じように楽しむことができます。
「ゴルフ」というスポーツが持つ特徴からメリットを紹介しました。
継続して強い負荷がかかるスポーツというよりは、戦略的にスコアを作る要素が強いことによって、幅広い年代が楽しむことができるスポーツであることがお分かりいただけると思います。
サラリーマンが ゴルフ をするメリット
では次に、社会人がゴルフをすることで得られるメリットについて見ていきましょう。
ここでは、代表的なものだけ紹介しますので、この他にも副産物的に多くのメリットがあることを付け加えておきます。
非日常の時間
ゴルフは非日常の時間です。
これは、趣味としてゴルフをする方にも、ビジネスとしてゴルフをする方にも当てはまります。
会社のある街中ではなく、郊外の自然に囲まれた場所で、パソコンや書類ではなく、小さなボールや自然を相手にプレーをするという、そのこと自体が非日常の時間です。
また、ルーチンワークや、ややこしい社内調整、対外折衝ではなく、攻略すべき相手は18ホールのコースです。
刻一刻と変わる状況に向かい合い、ラウンドをしていくことは日々の生活では得られない時間です。
心身のリフレッシュに最適なスポーツであるといえるでしょう。
マナーを身につけられる
ゴルフはルールだけではなく、プレー中、クラブハウス内などでのルール・マナーがたくさんあります。
マナーは一緒にプレーする人だけでなく、ゴルフ場を利用する人全てに影響を及ぼすため、ゴルフをする上でもっとも重視しなくてはいけないことです。
もちろん、仲間内のゴルフであっても、コンペなどの対外的なゴルフであっても同じです。
「ゴルフは紳士のスポーツ」と言われますが、良いスコアを出すことや、すごいプレーをすることよりも、マナーを守り、みんなが快適に過ごせることが重視されます。
ゴルフのマナーは、日常のビジネスシーンにも当てはまるものが多く、ゴルフをすることで自然にビジネスマナーが身につきます。
戦略的な思考力が養われる
ゴルフ初心者の段階をすぎると、コースの攻略や、一日のラウンドの過ごし方などについて、事前に情報収集したり、シミュレーションしてからラウンドにのぞむようになります。
そして、行動結果を検証し、次のラウンドに生かしていくという、よくビジネスシーンで用いられる「PDCA」の流れで行動するようになります。
ゴルフ場の場所、立地、各コースの配置、芝の種類などから、全体の特徴をとらえて、ラウンドのプランを立てたり、一緒に回る人を事前に知ることで、話題や自身の振る舞いを考えたり、事前準備を自然とするようになります。
これらのことは、ビジネスシーンでもよく行われることなので、ゴルフをすることが戦略的な思考力を高めるために、有用であるということができます。
ビジネスシーンで汎用性の高い話題
社会人、特にある程度の役職にある人はゴルフをする人が結構います。
ビジネスシーンでは、ちょっとした会話で、ゴルフの話題になることが頻繁にあります。
ゴルフを始めると、興味を持ってプロの試合を見たり、雑誌を読んだりすることで、自然にゴルフについての知識が身につきます。
あなたもご存知の通り、ビジネスシーンでは雑談は重要です。
顧客と共通の話題があることで、距離がぐっと近づきます。
営業ツールとしての ゴルフ
業界にもよりますが、仕事上のお付き合いでゴルフをする機会があります。
ゴルフのラウンドは、ほぼ一日同じパーティーの人と過ごすことになります。
仕事の商談では、短ければ30分、長くても2時間程度です。
一日一緒に過ごして、共通のスポーツをして、雑談をしたり、昼食を共にしたり、プレー中の喜怒哀楽を共有することで、顧客との距離はぐっと縮まります。
あなたがゴルフをしなければ、顧客とこのような時間を過ごすことありません。
相手の性格が分かる
良くも悪くも、ゴルフをすると性格が出ます。
18ホールを回ると、必ず良いホール、悪いホールが出てきます。
プレーがうまくいっている時は、誰でも機嫌が良いでしょう。
しかし、ミスが出たり、思うようにプレーが進まない時には、人間の素の部分が垣間見えるものです。
また、他人のプレーに対しての反応や態度でも同じことがいえます。
例えば、同じ組の人のプレーに無関心だったり、逆に他の人のプレイにあれこれと意見したり、誰かのミスで進行が遅れた時に露骨に苛立ったりと、何気ない言動に性格がにじみ出てきます。
さらに、クラブハウス内でのマナーや、立ち居振る舞いを見ていると、その人の性格が分かってしまうものです。
相手の性格を理解することで、接し方や仕事の進め方にも良い影響がでてくるでしょう。
「敵を知り、己を知れば、百戦危うべからず」とはいいますが、もちろんこちらが相手を見ているように、相手もこちらを見ていることを忘れてはいけません。
年齢の離れた人とも共通の話題を持てる
ゴルフは幅広い年代の人が楽しめるスポーツなので、年配の人と若い人の間でも共通の話題として成立します。
顧客がプレーした話を聞くだけでなく、ゴルフクラブやボールなど道具の話、プロ選手の活躍の話など、ゴルフをとりまく話題はたくさんあるため雑談のテーマに事欠きません。
あなたがまだ若いなら、例えば顧客の60代の重鎮と話をするときに、話題に困ることもあるでしょう。
そんな時に相手がゴルフをする人ならば、自然に話が続くのがゴルフの話題です。
年代の離れた人同士をつなぐものとして、ゴルフはとても良いツールなのです。
ゴルフ をすることのデメリット
ゴルフをすることで得られるメリットがたくさんあることはご理解いただけたと思いますが、ゴルフにもデメリットがいくつかあります。
お金と時間の投資が必要
ゴルフは、他のスポーツに比べて使う道具が多く、始めるまでにある程度の費用がかかります。
また他のスポーツと同様に、始めてすぐに上手くなるものではありません。
実際にラウンドをしたり、仕事に活かすまでに、時間とお金を投資しなくてはいけません。
初期投資をするのが嫌だ、という方にはゴルフはおすすめしません。
「投資」という言葉を使うのには理由があって、ゴルフをすることで大きなメリットを享受できる人もいれば、ゴルフが好きになれずに途中でやめてしまう人も一定数いるからなのです。
投資を少なくしてゴルフをしたいという人のために、他の記事では、なるべく安くゴルフを始める方法や、上達の近道を紹介していますので良かったら読んでみてください。
お金をかけずにゴルフを始めるには 中古ショップ を活用しよう(サラリーマン必読)
それなりに練習をしなくてはいけない
ゴルフも立派なスポーツなので、練習をしないとうまくなりません。
練習場でボールを打つことや、自宅でのパター練習、ショートコースや実際のラウンドも練習の一環といえます。
特にビジネスとしてゴルフを活用しようという人は、自分のプレーだけでなく、一緒に回る相手のフォローもしなくてはいけません。
そのためには、あなた自身がある程度うまくなっていなくてはいけない、ということです。
一時的に上手くなるだけでなく、レベルを保つためにも練習は必要です。
練習が嫌いという人は、なかなか上達しないので、ビジネスに活用するまでに時間がかかるでしょう。
ゴルフ はメリットがたくさん
ゴルフはビジネスパーソンに、たくさんのメリットをもたらしてくれます。
一般的にいわれるゴルフの効能はもちろんのこと、戦略的な思考、ゴルフマナー、クライアントとの関係づくりへの影響など、社会人として見逃せない要素がたくさんあります。
もちろん、デメリットもいくつかありますが、得られるメリットのほうが遥かに大きいと言えるのではないでしょうか。
実際僕は、30代でゴルフをはじめて、クライアントの60代の社長や、強面で知られる役員、顧客の跡継ぎでゴルフを始めたての20代の方などと、ゴルフを通じて距離を縮め、ライバル会社よりも良いポジションで仕事をさせてもらったことが何度もありました。
僕自身、ゴルフが好きだったこともあり、率先して営業に活用していました。
僕の会社では、クライアントとのゴルフは、交際費の使用が認められていたので、ゴルフそのものではあまり懐を傷めずに済んでいました。
ただし、土日にゴルフに出かけることが多く、家族からのブーイングがあったことは付け加えておきます。
また、お客さんと一緒のペースでラウンドして、フォローしたり、雑談などをするには、自分自身がそれなりにうまくなっていないといけないので、始めはレッスンに通ったり、まじめに練習をしたり、それなりにお金も使いました。
でも、時間とお金の投資を上回るほどに、ゴルフから得られるメリットは多いと感じています。
とくに若いビジネスパーソンには、ゴルフをおすすめします。
始めるのが早いほど、仕事に活用する時間は増えます。
また、若い人がゴルフをして、スマートにクライアントをアテンドできれば、年配の顧客からも可愛がってもらえることでしょう。
お金をかけずにゴルフを始める方法や、上達の近道は別の記事で紹介していますので、よかったら目を通してみてください。
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