タッチタイピング の 練習方法 と コツ ~ストレスためずに簡単に~

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こんにちはひとえです。
パソコンを使っていて タッチタイピング (ブラインドタッチ)ができたら楽なのに、と思うことがありませんか。
タッチタイピング ができたら、もっと早く入力ができます。
でもどうやったらマスターできるのかわからない。
アプリやソフトで タッチタイピング はマスターできるの?
この記事では、タッチタイピングの習得について、考え方、練習方法、 コツ を解説します。

 タッチタイピング は誰でもマスターできる

タッチタイピング (ブラインドタッチ)は誰でもマスターできます。

タッチタイピングがマスターできたら、
・キー入力が速くなります
・パソコンを使っていても疲れにくくなります。
・長文の入力が苦にならなくなります。
・作業時間の短縮につながります。
・言葉を即座に入力できるので、入力中に文章を忘れてしまうことが少なくなります。
・ストレスが減ります。
・少し自慢できます。

 タッチタイピング をマスターするまでの期間はおよそ二週間

私がタッチタイピングをマスターするまでにかかった時間は、一日1時間程度の練習で、ローマ字入力で約二週間でした。
はじめは、キーの位置が覚えられず、指が動かず、ホームボジションに指が戻らず、隣の指の担当キーを入力したり、それはそれはイライラの連続でした。
でも、ある コツ に気が付き、それを少し意識してみたら、一気に習熟度があがり、練習のストレスが激減しました。

その コツ とは、「まず手元を見て練習して、次に、手元を見ないで練習する、を繰り返す」です。
次の項でこのポイントについて説明します。

 タッチタイピング の習得方法

タッチタイピングのマスターとは一言でいうと

「すべてのキーの位置が頭に入り、それぞれの指が受け持ちの範囲を適切に動く」

ということです。

そのために必要な練習の順番は、

  1.  ホームポジションを理解する
  2.  キーボード上の、指一本ごとの受け持ち範囲を目と指で把握する
  3.  それぞれの指ごとに、受け持ち範囲をタイプする練習をする
  4.  日本語の単語、短い文章、長い文章、英語の単語、短い文章、長い文章をタイプする

こんな感じです。
一つずつ解説していきます。

①ホームポジションを理解する

タッチタイピング

ウィキペディアより引用

この図は、タッチタイピングにおけるホームポジションと、それぞれの指の受け持ちを図示したものです。
ウィキペディアからの引用ですが、タッチタイピングではどんな解説書でも共通の決まりごとです。

タッチタイピングのスタートは、ホームポジションの理解です。
ホームポジションとは、人差し指が、左手は「F」、右手は「J」に置かれ、そこから順番に横に指が置かれた配置です。
画像の赤丸のところです。
キーボードは、この「F」「J」キーに「突起」または「窪み」があるものが多いです。
それは、目で見なくても、人差し指で触れたときに位置がわかるようになっているからです

タイプ中は常に、人差し指か小指のどちらかがホームポジションに置かれていることで、手の位置が調整されています。
このポジションが始まりであり、戻る場所です。

②キーボード上の、指一本ごとの受け持ち範囲を視覚的に把握する

タッチタイピングでは、それぞれの指に受け持ちの範囲が決められています。
その範囲を外れてタイプをすることは、キーボードのうえに混乱を招きますので、決して行うべきではありません。

ブラインドタッチ

ウィキペディアより引用

まずは、受け持ち範囲を目でみて、なんとなくそれぞれの指が動く範囲をイメージします。
中指と薬指は、ホームポジションから上下の範囲にしか受け持ちがないことが分かります。
人差し指は縦二列が担当で、小指は文字キーの外側にある機能キーも受け持つので、この二本は守備範囲が広いことになります。

この、指ごとの守備範囲を理解し、頭の中で思い浮かべることは、タッチタイピングの習得に重要なことです。

③それぞれの指ごとに、受け持ち範囲をタイプする練習をする

ホームポジションへ指を配置したら、次は、人差し指から順に、指ごとの守備範囲を一文字ずつタイプしていきます。
まずは手元を見ながらでよいので、指ごとの守備範囲をしっかり守ってタイプしましょう。
この練習では、それぞれの守備範囲を、目と指で覚えることを目的とします。
(「目で見てはいけない、見ると覚えられない」とする本やサイトもありますが、はじめから見ないでやろうとするとイライラばかりで投げ出したくなります)

大事なことは、タイプするときに、ホームポジションを意識することです。

例えば、人差し指でタイプするときは、小指をホームポジション「A」または「;」に固定します。
逆に、小指でタイプするときは、人差し指を「F」または「J」に固定します。
中指や薬指のときは、基本的には人差し指がホームにある方がやりやすいと思います。

このようにすることで、指が迷子にならず、常にホームポジションに戻ってこられます。

ひととおり見ながら入力して、守備範囲が把握できてきたら、次に、指一本ずつ、見ないでタイプする練習をします。
ここが一番の難関だと思います。
指の守備範囲を記した紙や、画面を見てやってみましょう。
私は、一日に一つの指(両手の人差し指、両手の中指・・・)で練習し、次の日には前の日の振り返りも入れて、だんだん練習する指を増やしていきました。
指が迷子になったら、ホームポジションに戻し、ホームからの距離・方向をもう一度探ります。
この、ホームポジションから目的のキーまでの、方向と距離を指が覚えることが、タッチタイピングの肝になる部分です。

紙や画面を見ながら、指が目的のキーを打てるようになったら、ヒントになるものが写っていない画面を見ながら入力してみます。
タイプしたい文字を声に出して入力してみると、覚えていないキーがあることに気がつくと思います。
その時は、無理に思い出そうとせずに、紙などを見て確認し、この後見ずに入力します。
この繰り返しです。

この時点で、最初の頃よりは比べ物にならないくらい進歩しているのです。
不完全でも、タッチタイピングができつつある自分を褒めましょう。
自分を褒めるのは、何かをマスターするためには大事なことです。

そしてもう一つ大事なのことは「ストレスを溜めない」ことです。

集中力も必要で、指が動かなくてイライラもして、肩も凝ります。
でもここまで来たら、あと少しです。

最もやってはいけないことは、「忘れた自分を責めること」「なんで忘れてしまったのかと自分に問いかけること」です。
人間は忘れる生き物なのです。
忘れて当然と思いましょう。
忘れたことをストレスに思わず、忘れたキーはすぐ目で確認してから、見ないようにして入力する、この練習を繰り返しましょう。

④日本語・英語の単語、短い文章、長い文章をタイプする

たどたどしくても、忘れながらでも、ゆっくりでも、ある程度見ないで入力できるようになってきたら、文章を入力してみましょう。
題材は何でもいいですが、好きな本や、歌の歌詞、軽い内容の新聞記事なんかが適当です。
難しい漢字がやたらと出てくると、変換でイライラしますので、なるべく平易な文がよいと思います。
日記をつける、ブログやSNSを入力してみるのもいいでしょう。

ランダムに文字が出てくる文章を入力することで、それぞれの指が独立して、さらに連動して動くようになります。
また、入力の際、日本語をアルファベットに分解する作業が頭の中で行われます。
はじめはゆっくりしかできないですが、だんだん無意識にできるようになっていきます。

ゆっくりだとしても、キーボードを見ないで文章入力している自分に酔いましょう。
タッチタイピングできてるじゃん!
と思いましょう。

この段階まできたら、もう文章入力の数をこなすことで、スピードと精度はどんどん上がっていきます。
やがて頭で思い浮かべた文章を、瞬時にキー入力できるようになることでしょう。

ローマ字入力か、かな入力か

さて、一通りの練習方法をご紹介しましたが、入力方法について触れていませんでした。
ローマ字入力と、かな入力は、どちらが良いと思いますか?
私の結論は「両方できるのが良い」ですが、いきなり両方できるようにはなりませんので、この問いかけは「どちらから覚えるのが良いのか」というのが適切ですね。

覚える順番としては、「ローマ字入力」→「かな入力」の順が良いと思います。
その理由は、ローマ字入力であればアルファベットと日本語の両方の入力ができるので、ローマ字を覚えてしまえば一通りの入力作業はタッチタイピングでできることになるからです。
また覚えるキーの数が少ないことも理由です。
アルファベットは26文字に対し、ひらがなは46文字です。
はじめは覚える数が少ないほうがマスターしやすいですので、取り組むハードルが低いですね。

しかし究極的には、日本語入力が中心の人は「かな入力」をマスターすることがおすすめです。
なぜなら、かな入力は単純に入力回数がローマ字入力の半分強で済むため、入力スピードが絶対的に速いからです。
さらに、日本語をアルファベットに分解する作業がない分、頭の中の文章の流れを邪魔することなく入力することができます。

まずはローマ字入力を覚えて、その後かな入力をマスターするのが良いと思います。

 タッチタイピング 練習アプリについて

私は、タッチタイピングのマスターに、特別なアプリなどは必要ないと思いますが、息抜きにアプリで遊ぶのは良いと思います。
パソコン用、スマホ用とたくさんのタイピングアプリがあります。
どんなアプリが良いかですが、キーボード全体をまんべんなく使う内容で、あまり難易度の高くないものが良いと思います。
あくまで息抜きですので、クリアできなくてストレスを感じるようなものは必要ないと思います。

ひたすら練習あるのみ

今回の記事では、私がタッチタイピングをマスターした方法をご紹介しました。
本やネットでは、いろいろな方法が紹介されていますが、基本となるポジション、指の動かし方は変わらないと思います。
また、シンプルに基本の練習を繰り返すこと、ストレスを溜めないこと、毎日続けること、ポイントはこれだけだと思います。
あなたの二週間を、タッチタイピングの習得に使ってみませんか。
マスターできたら、パソコンを使うことがもっと楽しくなりますよ。

 

 

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