中国本土ユーザーの締め出しが STEPN にもたらすもの(ブロックチェーン投資の一例)

副業暗号資産

歩くだけで儲かる STEPN という投資があるみたい
なぜ歩くだけで儲かるの?
ブロックチェーン投資とはどんなもの?
仮想通貨を使った投資のリスクを知りたい
今 STEPN に起きていることは?
これから始めても儲けられるの?

この記事を読むと分かること

この記事では、仮想通貨を利用した新しい形の投資であるSTEPNの概要と、利益がでる仕組みについて紹介します。
そして、ブロックチェーンを利用した投資のリスクと、今STEPNに起きていることを通じて、これからこのタイプの投資をする人が利益を得るために必要なことは何かについて取り上げていきます。

歩くだけで儲かる STEPN という投資がある

今年に入ってから、たびたび目にするようになった「STEPN」という投資があります。

STEPNは、 Solanaブロックチェーンにゲームの要素を加えた、「Web3ライフスタイルアプリ」です。
と書いても、何のことか分かりにくいですね。

簡単にいえば、ゲーム内で使うスニーカーを買って、ユーザーは実際に歩き、その歩数分がゲームの報酬としてもらえるという仕組みです。

このスニーカーにはランクがあり、日本円で最低6万円程からはじまり、高額なものでは数百万円とも数千万円ともいわれるものもあるようです。
スニーカーのランクによって、歩数が報酬に反映する率が異なるため、より高いスニーカーを購入することが、長期的に高い利益が得られる、という構造になっています。

そして、高いスニーカーを買って、より多くの利益を得て、次のスニーカーの購入に当てる・・・という行動のパターンになります。

スニーカーの購入や、ゲームの報酬は暗号資産(仮想通貨)が用いられ、当然のことながら通貨の相場も日々変動します。

STEPNの巧妙なところは、ユーザーに「歩く」「走る」という健康的なライフスタイルをするよう促すことで、金銭目当ての投資という側面から一時的に目をそらすような仕組みになっていることです。
また、高額なスニーカーは、それを所有していること自体がステータスとなっており、ユーザーの投資意欲を煽る効果があります。

金銭的な投資から、利益を得るプロセスの間に「歩く」「走る」という自発的な行動を含ませることは、システムへの参加意識をより深いものにする効果があると考えられます。

STEPNのアプリでは、GPSや歩数計の機能を組み合わせることで、ユーザーが実際に運動したことを証明する「動きの証明」がなされており、この点についてはフェアであるといえるでしょう。

このアプリケーションはAndroidとiOSで利用でき、スタートから半年足らずでオープンベータ版に移行を果たしました。
今後の展望としては、ゲーム機能を最適化し、将来的に他のいくつかのチェーンでリリースする予定といわれています。

 STEPN はなぜ歩くだけで儲かるの?

STEPN

「なぜ歩くだけで儲かるの?」この表現には一部誤りがあります。
歩く前に、投資をしなくてはいけません。
その投資は、スニーカーを買うという形になっていますが、実体は暗号通貨(仮想通貨)を購入しているのです。
そして、「歩く」という行為は、スニーカーの種類(レベル)によって一日に成果につながる歩数が決められているのです。
自発的に歩いているように見えて、今日の報酬を得るためには歩かなくてはいけないようになっているのです。
しかも、この毎日の報酬は、自分が投資したものを日割りで回収していることにすぎません。
もちろん、長期に渡る保有によって、投資金額を超える報酬を得られるタイミングがくれば、その後は利益としてカウントすることができます。
お分かりになると思いますが、あなたが報酬として受け取るのは、あなた自身がはじめに投資したお金であり、他の誰かが投資したお金なのです。
大きく投資して長く続ける人が最も利益を得る仕組みであり、継続して新規の参加者がいないと成立しない仕組みであるともいえるでしょう。

ブロックチェーンとはどんなもの?

ブロックチェーンは近頃よく聞く言葉です。
仕組みは、従来の中央集権的なデータ記録の対局にある、分散型の取引記録管理技術です。

取引参加者のそれぞれのコンピューターで、取引内容(ブロック)を互いに確認しながら、ユーザー同士が分散してデータを記録・監視していく仕組みです。

データを一括管理する大型コンピューターは必要なく、低コストでシステムが形成できます。
また、データ改ざんが極めて難しいため、不正が起きにくく、局所的に発生した障害にも強いのが特長です。

もともと、「ビットコイン」の基盤技術として開発されたため、ブロックチェーン=暗号資産(仮想通貨)というイメージが強いと思いますが、上記のような特徴から、金融だけでなくフィンテックや公的なデータ管理など幅広い分野で活用できる可能性のある技術です。

暗号資産(仮想通貨)を使った投資のリスクを知りたい

暗号資産(仮想通貨)を活用した投資は、いま盛んに行われています。
大きな利益を手にするチャンスがあるともいえますが、チャンスの裏にあるリスクもよく見極めておくことが必要です。

暗号資産(仮想通貨)を使った投資のリスクは次のようなものがあります。

価格変動のリスク

投資一般にいえることですが、資産の価格変動がリスクになります。
上げもあれば下げもあるのが投資であり、暗号資産はその幅が大きい傾向があります。

変動要因は様々で、話題性、影響力のある個人の発言、法の規制、政治要因、物価などが挙げられます。

ウォレットが破損するリスク

暗号通貨の運用でウォレットを作る場合には、PCやスマートフォンを利用することが多くなります。

万が一、これらの機器が破損や紛失などで使用できない状態になると、口座自体の使用ができなくなる可能性があります。
また、ウォレットをオンライン上に作る場合、管理サービス側の問題によりユーザーが被害を受ける可能性があります。

サイバー攻撃による盗難

ニュースなどでも目にするようになりましたが、サイバー攻撃によって、暗号資産が盗難されるリスクはあります。

取引所を狙ったもの、もしくは個人を標的にして、秘密鍵を盗み出すことで、保有する暗号資産を盗難するという手口です。
実際にハッキングによって、数百億円の仮想通貨が盗難される事件が起きています。

システム障害のリスク

コンピュータシステムにはシステム障害がつきものです。
発生頻度に差はあれど、100%なくなることありません。

コンピュータを使用して取引や管理を行う暗号通貨において、システム障害は資産を失う可能性のあるリスクとして認識しておく必要があります。

資産の流動性のリスク

暗号資産の市場の動きや、取引の量などによって、売買が停滞することがあります。

資産の流動性が失われると、「売りたい価格で売れない」「売りたい時に売れない」「買いたい価格で買えない」「買いたい時に買えない」といった状況が起きることがあります。

取引所の営業時間

暗号資産は、取引所の営業時間外やメンテナンス時などでも、価格が大きく変動する場合があります。

取引所の経営破綻

暗号資産の取引所が経営破綻した場合、利用者の資産が返還されない場合があります。

51%攻撃

個人もしくは結託した集団が、暗号資産のブロックチェーンにおいて51%以上のマイニング計算量を保有すると、参加者が共有している台帳の過半数を一気に書き換え(改ざん)することができてしまいます。

本来改ざんは不正な行為ですが、改ざんを正当化できる割合が51%以上といわれていることから「51%攻撃」という名称がつけられています。

台帳を分散して所有することから改ざんが難しい仕組みであるといわれていますが、理論上は改ざんが可能であるということを認識しておくべきでしょう。

今STEPNに起きていることは?

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昨日、STEPNは中国での利用を7月中旬に事実上禁止する、という発表をしました。
このニュースにより、STEPNの暗号資産の相場は大きく下落しました。

いまや中国は、世界の投資環境に多大な影響をもたらしています。
中国からの資金が流入するか否かで、投資や事業の規模が大きく変わってしまうということです。
今回の発表により、STEPNから中国の資金が引き上げられることが予想されますが、一部の情報ではこれは折り込み済みだとする見解もあります。

先に述べたとおり、STEPNは新規の参加者や、大口の投資家がいないと、資金が枯渇する可能性がある構造になっています。
巨大な市場である中国からの資金がないまま、STEPNの事業モデルが維持・拡大できるかは不透明な状況といえるでしょう。
加熱した環境が落ち着き、適正な価格になるための、良い契機になるという見方もあるようですので、よく見極めていく必要があります。

これからブロックチェーン投資を始めても儲けられる?

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ここまで読んでいただいてもなお、あなたがブロックチェーンを利用した投資をしたいと考えているならば、あなたは強いビジネスマンであるか、無謀なギャンブラーであるかのどちらかではないでしょうか。

あくまでも僕個人の見解ですが、ブロックチェーン投資で確実に利益を上げるには、次の条件をクリアすることが必要だと思います。

  • 初期のメンバーになる
  • システムを隅から隅まで把握する
  • リスク要因を見極める目を持つ
  • 運営側になる

一つ一つの詳しい説明は他にゆずりますが、情報をキャッチして早いタイミングで食い込み、リスクを把握して、引き際をわきまえることができれば、これから投資をはじめてもリターンを得ることができるでしょう。
また、ギャンブルは胴元が勝つようにできています。
あなたが運営側に回ることができたなら、大きな転機になることでしょう。

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