仮想通貨 ・暗号資産は詐欺師がいっぱいって本当?(初心者向けの傾向と対策)

暗号資産

・ 仮想通貨 や暗号通貨は本当に安全なの?
・怪しい情報がネットにたくさんあるけど大丈夫?
・詐欺の手口を知りたい
・信頼できる情報を見つけるにはどうしたらいいの?

詐欺の手口に気をつければ 仮想通貨 は難しくない

この記事では仮想通貨(暗号資産)の初心者の方向けに、よくある詐欺の手口と対処方法を紹介します。
詐欺の手口は、少し気をつければすぐに気がつくようなものばかりです。
でも、あなたの心持ちが不安定なときや、忙しい時など、普段とは違う状態のときに、落とし穴に落ちてしまうのです。
今回紹介する内容を覚えておいていただければ、詐欺に遭遇したときに思い出していただくことで、適切な対処ができるはずです。

 仮想通貨 (暗号資産)の詐欺の手口

偽サイトから秘密鍵の入力を求められる

最も多い詐欺の手口が「偽サイトから秘密鍵の入力を求められる」です。
秘密鍵は普段自分で入力することはほとんどありません。

自分で入力するのは、
・パソコンを買い替えたとき
・スマホを買い替えたとき
この2つのタイミングだけです。

どちらも、新しいデバイスにウォレットを引き継ぐために、秘密鍵の入力をする必要があります。

そのため、突然サイトに、
「ウォレットの秘密鍵を入力してください」
「シードフレーズを入力してください」
「リカバリーフレーズの入力が必要です」
などと表示された場合は詐欺を疑いましょう。

万が一、この指示に従って秘密鍵を入力してしまうと、わずかな間にウォレットの中身をすべて盗まれてしまいます。

特に、本物のウォレットとそっくりに作られた、偽サイトはたくさん存在しています。
サイトのアドレスを確認する、いつもと違う部分があったら疑ってかかるなど、用心に越したことはありません。

繰り返しになりますが、PCを買い替えたときと、スマホを買い替えたとき以外に秘密鍵の入力を行うことはない、ということを覚えておいてください。

フリーWi-Fiに接続したことで盗難にあう

もう常識といってもよいかもしれませんが、フリーWi-Fiは情報がダダ漏れになる可能性があります。
不特定多数の人が接続するフリーWi-Fiでは、悪意のある第3者が少し細工をすれば、接続している他社の通信をのぞき見ることができます。

仮想通貨に限らず、銀行のサイトなどもですが、他社に見られて困るサイトにアクセスするときにはフリーWi-Fiを使わないようにしましょう。
また、アカウントのログインでパスワードを入力することも行うべきではありません。
パスワードを盗まれて、被害に合うことも十分考えられます。

海外では、ホテルや飲食店のフリーWi-Fiに接続したことで仮想通貨の盗難被害にあうケースが非常に多いそうです。
ハッカーから見れば、フリーWi-Fiは宝箱のようなものかもしれません。
不用意に接続することで情報を抜き取られたり、デバイスを乗っ取られたりする可能性があります。

通信容量を節約するためにフリーWi-Fiを使用する気持ちは理解できますが、大事な資産を守るためには、自身で契約しているWi-Fiか、モバイルデータ通信を使用することをおすすめします。

詐欺師を引き寄せる言動

暗号資産の情報がほしいがために、SNSなどで「仮想通貨はじめました」とふれ回っている人がたくさんいます。
「冷やし中華はじめました」なら、食べたい人だけが寄ってくるのですが、仮想通貨でこれをすると詐欺師が寄ってきます。

あなたが仮想通貨をはじめたことをアピールしても、善意の第三者が儲かる情報をくれることはありません。
儲かる情報は誰にも言わない、これが普通です。

現実世界の知り合いですら、お金が絡むと関係がおかしくなることがあるというのに、SNSで知らない誰かに期待することはやめましょう。

僕の実体験ですが、ツイッターで「仮想通貨をはじめてみたいです。先輩のみなさん教えてください。」的な書き込みをしてみました。
プロフィールにもそんな感じのことを書いてみると、わずか数時間でサイトのリンクや、LINEの登録などが書かれたDMが山ほど届きました。

いくつか開いてみましたが、情報商材の販売だったり、ややこしい手段を踏ませることで気が付かないうちに資産を盗むような内容だったりで、まともなものは一つもありませんでした。

プロの詐欺師からすれば、よく分かっていない初心者は格好のカモです。

特にまだノウハウや仕組みが確立しきっていない暗号資産の世界は、有象無象の情報があふれています。
本当に良質な情報がほしいなら、SNSやコミュニティーなどではなく、自分で勉強したり、投資のプロの手法を真似したり、本当に信用できる知り合いを頼ることをおすすめします。

まとめ

仮想通貨

今回は、仮想通貨(暗号資産)の詐欺の手口を紹介しました。
特に初心者の方は、信頼できて儲かる情報が欲しくて、魅力的な話にはつい飛びついてしまいがちです。
ですが、本当に儲かる話は、大きな声では語られません。

暗号資産はまだ日の浅い投資ビジネスです。
相場の変動や、取引所の閉鎖、盗難など怖い面もありますが、ノウハウが固まっていないだけに大きな利益も期待できる分野です。

息が詰まりそうな日本の経済に嫌気が差したら、少し覗いてみるのも良いでしょう。

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