YouTube撮影に向いている ビデオカメラ 【厳選7選】初心者向けカメラの選び方

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動画撮影ではどんな ビデオカメラ を使うのが良いの?

YouTubeやVLOGなどの撮影をするときには、どのような ビデオカメラ 機材を使っていますか?
iPhoneのようなスマホ、コンデジやミラーレス一眼などのデジタルカメラ、GoProのようなアクションカメラなど、たくさんのツールがあります。

日常のふとした瞬間に撮影する場合は、スマホを使うことが多くなります。
今のスマホは4K画質は当たり前で、画面が大きく、撮影した動画の確認も簡単にできるので、一番使いやすいツールだといえます。

僕は、主に飲食店などの食事メニューを配信するYouTubeチャンネルを運営しています。
お店との交渉、撮影から、動画編集、YouTubeへのアップロードのためのサムネの作成と、コンテンツ作成全般を一人で手掛けています。

僕が動画撮影を始めた頃、いちばん問題だったのは「周囲の目」と「撮影場所」、そして「お店や施設の理解」でした。
撮影機材は、スマホや、コンパクトなビデオカメラ、コンデジを使ったりしていましたが、「周囲の環境」と「機材の大きさ」によって撮影をしようという気持ちが萎えてしまうことがありました。
やはり、はじめの頃は「撮影」ということに慣れていないため、カメラを設置して撮影すること自体に抵抗があります。
また、存在感のあるカメラは、どこにいても目立ってしまうため「撮影しています」と周囲にアピールしているようになってしまい、堂々と撮影できないという状況になってしまいます。
そんな初心者の時期には、なるべく存在感の小さい、小型カメラを使うことで撮影への抵抗心を減らしましょう。

僕自身は、長く撮影をしていますが、周囲の状況などを踏まえて、iPhoneを使う場合と、小型ジンバルカメラのDJI OSMO POCKETを使っています。

初心者向けYouTube、VLOG用の ビデオカメラ あれこれ

この記事では、サラリーマンをしながらYouTubeチャンネルを運営する僕が、YouTube、VLOG用撮影ツールをメリット・デメリットを交えて紹介します。

紹介する機材はこちらです。
・iPhone
・DJI Pocket 2
・FIMI PALM 2
・GoPro HERO 11
・DJI Osmo Action 3
・SONY VLOGCAM ZV-1
・MOIN Camera MPC01

機器の優劣というよりは、撮影のシチュエーションごとに適したカメラがあって、あなたの用途に適したツールを選ぶことが大事なので、ご紹介する特徴を踏まえてカメラ選びに役立てていただければ幸いです。

VLOG用 ビデオカメラ の種類

スマホとジンバルの組み合わせ

スマホは最も身近で、優れた撮影機能を持った機材です。
今では4K/60fpsの高画質撮影も当たり前になり、超広角での画角を作ることができるので、VLOG撮影にはピッタリです。
手ブレ補正機能はありますが、専用カメラの機能には劣るため、歩きながらの撮影など、動きのある映像を撮る場合は、ジンバルを使用するのがベターです。
ジンバルにスマホを取り付けると、センサーでスマホの傾きを検出して、モーターで水平・垂直・傾きなどを制御します。
スマホの向きを一定方向に維持するように動作するため、歩いている時の上下動や、手ブレ、惰性で画面が傾くような動きが補正され、ブレを抑えた滑らかな映像を撮ることができます。

スマホを固定する方法は、マグネット式やクリップ式で簡単に着脱できるものが多くなっています。
手持ちのスマホを活用できるので手軽に撮影できるのがメリットですが、ジンバルの機種によっては折りたたんでも携帯性が悪いものや、スマホとの連携に時間がかかるものもあり、よく確認することが必要です。

ミラーレス一眼カメラ

ビデオカメラ

CANON公式サイトより転載(https://cweb.canon.jp/eos/lineup/m200/)

ミラーレス一眼カメラは、軽量で比較的コンパクトなサイズながら、一眼レフカメラに近い高画質の動画撮影が行えるのが特徴です。
近頃では、ソニーやキヤノンなどのメーカーを中心に、ハイエンド一眼レフカメラのミラーレスへの転換が進んでいます。
販売数、機種が増えていることもあり、交換用レンズやアクセサリー類も充実してきています。

ミラーレス一眼のデメリットは、ずばり「筐体が大きい」ことです。
一昔前よりはコンパクトになったとはいえ、高画質を実現するためのテクノロジーを詰め込み、様々な交換レンズに対応するためにはある程度の大きさにならざるを得ないようです。
とはいえ、本格的なデジタル一眼レフカメラよりは小さいので、画角や被写界深度などにこだわった高品質な映像撮影がしたいけど、ある程度持ち運びしやすいカメラが良い、という方に向いています。

コンデジ

ビデオカメラ

SONY公式サイトより転載(https://www.sony.jp/vlogcam/products/ZV-1/)

コンデジとはコンパクトデジタルカメラの略になります。

画質という面では「スマホ以上ミラーレス一眼カメラ以下」というイメージですが、機種によっては超広角撮影や倍率20倍以上のズームができるものもあり、大概のスマホよりは幅広い機能と性能を有しています。
ズームなどの操作を画面ではなく、実物のボタンやダイヤルで行うため、確実な操作が可能です。

コンデジの一番の長所は、ミラーレス一眼カメラにはない、コンパクトさです。
筐体自体がコンパクトなこともありますが、レンズも薄型のものが採用されていることが多く、全体として出っ張りが少ないため、ポケットやバッグに収まるくらいのサイズ感です。

デメリットとしては、コンパクトとはいえ、ある程度の大きさと厚みがあり、精密機械ゆえに保護ケースなどに入れる必要があるため、スマホほどの気軽さはありません。

スマホよりは良い画質で撮りたいけど、本格的な機能は割り切って、携帯性の良いカメラがほしいという方に向いています。

デジタル一眼レフカメラ

CANON公式サイトより転載(https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r7/)

デジタル一眼レフカメラは、昔からある一眼レフカメラの正当進化系です。
その一番の特徴は画質の良さです。
レンズ交換式で、レンズの種類によって超広角から、超望遠まで幅広い撮影に対応できます。
動画画質では、4Kだけでなく8K動画に対応するモデルも出てきており、プロのクリエイターも使用する機材になります。

カメラ自体の構造上、本体サイズが大きく重量もあり、交換用レンズなども持ち歩くとなると、専用のカメラバックを使用しなくてはならず携帯性はよくありません。
また、照明や三脚なども大型のものが必要となるため、アマチュアが気軽に撮影すると言うよりは、本格的なプロユースの機器というイメージになります。

アクションカメラ

ビデオカメラ

GoPro公式サイトより転載(https://gopro.com/en/jp/shop/cameras/hero11-black/CHDHX-111-master.html)

GoProに代表されるアクションカメラは、主にスポーツやアウトドアで動きのあるシーンを撮影する用途で使われるカメラです。
比較的小型で、本体の外側に可動する部分がほとんどないものが多く、衝撃がある場所や、水に濡れるような場所でも使える耐久性の高い設計になっています。
いろいろな場所に設置して使うことを想定しているため、マウント用のオプションが豊富に用意されていて、手持ち撮影だけでなく、自転車やバイク、ヘルメット、サーフボードなどにも取り付けることができるモデルが多くなっています。
また、動きの激しいシーンでの撮影に対応できるように、強力な手ブレ補正を有しているモデルが多くあります。
アクションカメラは超広角レンズを搭載しているモデルが多いため、VLOGのような近距離撮影でも画角が広くとれ、また、風景をワイドに撮影する場合も広さと奥行きを表現できます。
屋内だけでなく、屋外やスポーツシーンなど、幅広いシーンでの映像撮影に向いているカメラです。

ジンバル付き小型ビデオカメラ

ここまで紹介したカメラの各ジャンルは、機能や画質、大きさなど、分類としてははっきりしているのですが、ジンバル付きの小型ビデオカメラは、実物を見ないとイメージがつかみにくいです。

DJI Pocket 2

ジンバル付き小型ビデオカメラの代表が「DJI Pocket2」です。
その特徴は、手のひらに収まるほどの大きさ、カメラと一体になったジンバル、4K撮影に対応、スマホアプリとの連携機能などになります。

ずばり主な用途はVLOGやYouTube撮影です。

ジンバルカメラは、ほとんどの機種が、非常にコンパクトで携帯しやすくなっています。
代表的なモデルである「DJI Pocket 2」は、重量117g、全長約125mmと、本体だけならポケットや小さなバックに入れておけるサイズです。

持ち運びが楽で、セッティングが簡単、撮りたい時にすぐに撮れるという気軽さがジンバルカメラの魅力です。

また、サイズが小さいことの利点として、狭いお店や、広いスペースがない場所でも、周囲の迷惑にならずに撮影できることがあげられます。

他のカメラでは、手ブレのない映像を撮りたい場合は、別途ジンバルを用意する必要がありますが、ジンバル付きカメラならスイッチを入れた時点でジンバルが作動し、すぐに撮影に入ることができます。
レンズ部が小型のため、ジンバル部分も非常に小さく、作動音も気にならない程度です。

撮影者の大きな動きに対応できるジンバルは、カメラを動かして撮影するときに最適です。
例えば歩きながらの撮影などは、プロのカメラマンでも映像がブレてしまいます。
そんなときにもジンバルを使うと、ブレのない滑らかな映像を撮影できます。

また、細かなバランス調整が必要無い事もメリットです。
通常のジンバルは、カメラやスマホの重量バランスによって、正常に作動させるための調整が必要です。
ジンバルカメラはこのバランス調整が自動で即座に完了するため、起動してすぐに撮影することができます。

デメリットとしては、ジンバル部分がデリケートなため、持ち運びには保護ケースを使用するなど、取り扱いを丁寧にしなくてはいけないことがあげられます。

コンパクトで、取り出してすぐに使えて、動きのある撮影にも強く、自撮りも対応と、VLOG撮影には最適なカメラであるといえるでしょう。

初心者VLOGger・YouTuberにおすすめの ビデオカメラ

DJI Pocket 2

DJI Pocket 2は「ジンバルカメラ」に分類される機器の代表格です。
先代の「DJI Osmo Pocket」も優れたジンバルカメラでしたが、先代のユーザーからの不満や要望を、すべてといっても良いほど解決したのが「DJI Pocket 2」です。

ビデオカメラ

DJIサイトから転載(https://www.dji.com/jp/pocket-2)

最大の特徴は「小型・軽量でありながら、高性能なジンバルを搭載し、超広角4K/60fps撮影が可能」なところです。

サイズ : 124.7×38.1×30 mm
重 量 : 117 g

大きさは本体が手のひらに隠れるほど小さく、重さは一昔前のスマホ並みです。
この小ささにより、撮影シーンを選ばず、カメラの存在を感じさせない撮影を実現します。

ジンバルは3軸で、可動範囲が広く、高速に動作します。
カメラが一体になっているため、起動してすぐに撮影を始められます。
本体を水平にして構えてもカメラは正面を向くため、狭い場所での撮影や、自転車・バイクなどへの取り付け時も収まりがよいです。

カメラ部分は1.7インチのCMOSセンサーと、F値1.8の20mm換算の超広角レンズで構成されます。
動画の解像度は最大4K/60fpsでの撮影が可能なため、個人のVLOG、YouTube配信などでは十分といえます。

DJI Pocket 2のもう一つの特徴として、拡張性の高さがあげられます。
付属のアイテムも含めて、豊富なオプションが用意されています。
例えばユニバーサルマウントや、エクステンションロッドなど撮影シーンを拡張するアイテムや、NDフィルターやマクロレンズなど映像に幅をもたせるアイテムなどを活用することで、多くのシチュエーションに対応できるようになります。

これからVLOGやYouTube配信を始めようという方が、最初に選ぶカメラとしてもおすすめできる一台です。

DJI公式の楽天の店舗なら、ポイント還元がありお得です。


アクションカメラ DJI Pocket 2 Creator Combo コンボ 三脚付き 広角レンズ付き ジンバルカメラ 3軸手ブレ補正 AI編集 8倍ズーム 動画撮影 スタビライザー POCKET2 Vlog 小型 ビデオカメラ アクションカム ウェアラブルカメラ 4k


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FIMI PALM 2 PRO

FIMI PALM 2 PROは、DJI Pocket 2と同様「ジンバルカメラ」に分類されます。
大きさや機能もDJI Pocket 2の下位互換のようなイメージです。

ビデオカメラ

FIMIのサイトより転載(https://www.fimi.com/fimi-palm-gimbal-camera-2-pro.html)

サイズは、

本体サイズ : 132.5×32.5×35.5mm
重量 : 約150g

ほぼDJI Pocket 2と同じサイズ感で、重量は約30g重いものの、150gならば気になる重さではないでしょう。

カメラ部分は、1/2インチCMOSセンサーと、F値2.2の14mm換算の超広角レンズが搭載されています。
DJI Pocket 2と比較すると、センサーは小さく、F値もやや暗めですが、レンズはかなり広角になっています。
動画解像度は、最大で4K/30fpsとなります。
単純な比較はできませんが、絶対的な画質はDJI Pocket 2に分があり、標準で超広角の画角がほしいという方にはFIMI PALM 2 PROが向いていると思います。

海外製品のため、日本語への対応は十分とはいえませんが、必要な表示は英語でもわかりやすいので問題ないでしょう。

FIMI PALM 2 PROの特徴としては、操作性とバッテリー性能、そして価格があげられます。

操作性については、本体正面にある「ジョイスティック」の存在が大きく、ジンバルや本体設定など直感的に操作できるため非常に快適です。

バッテリー周りのスペックは、

バッテリー容量:2600mAh
定格出力:9.62W
定格電圧:3.7V
稼働環境:0℃~40℃
稼働時間(公称):160分(4K/30FPS)

となっています。

実際の動作環境によって稼働時間は変化するものの、バッテリー容量2600mAhはかなり大きいといえるでしょう。

また、価格はDJI Pocket 2を意識したかのような設定になっており、いろいろなサイトを見てみると、DJI Pocket 2よりも10,000円程安いお店が多いようです。

ジンバルカメラを使ってみたいけど、DJI Pocket 2は価格面で厳しいという方に向いた機種といえるでしょう。


Fimi Palm 2 Pro ジンバルカメラ 手ぶれ補正 4Kカメラ 4K/30fps 画質向上 音質改善 Wi-Fi接続 128度超広角 自撮り 顔認識&追跡 3倍

GoPro HERO11 Black

GoProといえば、動画に詳しくない人でもその名前を聞いたことがあるくらいメジャーな存在になっているアクションカメラです。
GoProは毎年のようにアップデートしていて、2022年9月、HERO 11 Blackがリリースされました。

ビデオカメラ

GoPro公式サイトより転載(https://gopro.com/en/jp/shop/cameras/hero11-black/CHDHX-111-master.html)

その特徴は、超小型でありながら、高画質の映像を撮影でき、スポーツやアウトドアなど通常のカメラでは厳しい環境下でも撮影できるところにあります。

サイズは、

本体サイズ : 71.8×50.8×33.6mm
重量 : 153g

と塊感のある直方体の形状です。

本体のカメラ側と背面の両方に液晶モニターがついているので、あらゆる撮影シーンに対応します。
また、ジンバルのように駆動する部分がなく、手ブレ補正機能は「Hypersmooth」と呼ばれ、本体内部で行う構造になっています。
通常の手ブレ補正の他、水平ロック機能によりカメラを360度回転させても水平を維持します。

カメラ部は、5.3K/60fpsと4Kを超える超高画質撮影と、2.7K/240fpsでの動画撮影が可能です。
画角についても、アスペクト比8:7の正方形に使い映像を撮影し、そこから広角16:9の画角として出力できるため、YouTubeでの配信から、インスタグラムなどのような縦画面での出力にも対応が可能です。
また、新しいナイトエフェクトの搭載により、夜空の星が移動する光跡を残した撮影をしたり、道路を走る車のヘッドライトの光跡を筋のように残した撮影ができるなど、GoPro HERO 11 Blackだけで様々な撮影シーンに対応することができます。

耐衝撃性能や、10mまでの防水性能など、水中撮影やスポーツなどアウトドアシーンでの撮影では、本領ともいえる強さを発揮します。
様々な場所への設置を可能にするオプション類も豊富に販売されているため、「GoProでしか撮ることができない映像」を撮影することができるでしょう。

GoProはまさにアクションカメラ界の先駆者であり、王道といえる存在です。

その汎用性と画質の高さから、プロフェッショナルの映像作品でも使用されるほど、万能なカメラとなっています。

価格については、本体のみだと78,000円ですが、SDカード、マウント、予備バッテリー2個と専用充電器、ケースなどがセットのほうが結果的にはお得になります。


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DJI Osmo Action 3

ビデオカメラ

DJIのサイトより転載(https://store.dji.com/jp/product/osmo-action-3?site=brandsite&from=buy_now_bar&vid=120441)

は、前モデルのDJI Action 2から大きく変化・進化しているカメラになります。
Action 2がカメラ部とモニタ部を別々に使うことのできる仕様だったの対し、Action 3はカメラとモニタが一体となり、両面にモニタが搭載され、外から見た感じはGoProに近いイメージとなりました。

サイズは、

本体サイズ : 70.5×44.2×32.8 mm
重量 : 145g

微妙にGoProよりも小さく・軽くなっているのがミソですね。
内部の機能も、前モデルの良いところを引き継ぎながら大きく進化をしています。

・カメラを水平/垂直に素早く取り付けられるクイックリリース設計
・前面と背面のフルカラーのタッチパネルモニタ
・耐寒性、バッテリー駆動時間、防水性が向上
・動画解像度4K/120fps対応
・超広角155°FOV対応レンズ搭載
・手ブレ補正機能「RockSteady 3.0」が4K/120fpsにも対応
・360°の水平レベルを維持する「HorizonSteady」機能

前モデルから最も大きく変わった点としては、デュアルタッチスクリーンの搭載があげられます。
背面モニタだけでなく、フロント画面もタッチ操作が可能になったことで、パラメーター調整、モード切り替え、動画再生などのためにカメラをひっくり返したりする必要がなく、画角をずらさずに操作をすることができます。

バッテリーはLiPoで容量1,770mAhとなり、駆動時間はカタログ値ですが、25℃のラボ環境下で1080p/30fpsの動画撮影で、EIS無効、前面・背面モニタをオフにした状態の参考値で160分となっています。
実際の使用環境では、モニタは点灯していることが多いので、実稼働時間としてはもう少し短くなると思われます。

動作環境温度は-20℃から45℃と、ウインタースポーツから真夏のレジャーまで幅広く対応できる仕様となっています。

防水性能は、本体のみの状態で水深16mまで、防水ケースを使った場合は水深60mまで対応となっており、水辺でのレジャーや、スキューバダイビングなどの撮影も可能です。

動画解像度は最大4K/120fpsとなり、視野角155°の超広角レンズを搭載していることにより、スキーやサーフィン、オートスポーツなど、動きの激しい場面でも高精細な映像撮影を可能にしています。

強力な手ブレ補正機能である「RockSteady 3.0」が4K/120fpsにも対応となり、あらゆるシーンで安定して滑らかな映像撮影に寄与します。

また、「Horizon Steady」は、全方向のカメラの傾きや揺れを補正します。
これによって、荒れた路面を走るシーン、360度回転するようなシーンでも、映像の水平レベルを維持できます。
また、「Horizon Balancing」機能を有効にすると、4K/60fps動画撮影時でも、±45°以内の水平方向の傾きを補正することができるため、安定した動画撮影が可能になります。

価格は、スタンダードコンボが47,300円、様々なアクセサリーなどがセットになったアドベンチャーコンボが66,000円と、ライバルというべきGoProよりも買いやすい価格設定となっています。

DJI Osmo Action 3は、始めてVLOG用カメラやアクションカメラを購入する際に、有力な選択肢になりうる一台です。


【即納可】 アクションカメラ DJI Osmo Action3 Standard Combo ビデオカメラ 4K 120fps 60fps 手ぶれ補正 防水 アクションカム超広角レンズ OA3 ライブ配信 セルフィ デュアル タッチスクリーン 耐寒性 長時間駆動 スタンダードコンボ


【10/12発売予定】アクションカメラ DJI Osmo Action3 Adventure Combo ビデオカメラ 延長ロッド付き バッテリー3個付き 4K 120fps 60fps 手ぶれ補正 防水 アクションカム 超広角レンズ OA3 ライブ配信 デュアル タッチスクリーン 耐寒性 長時間駆動 アドベンチャーコンボ

SONY VLOGCAM ZV-1/ZV-1G

ソニーのVLOGCAM ZV-1は、ミラーレス一眼カメラに分類されます。

一眼カメラでありながら、VLOGに撮影に便利な機能を複数搭載しており、高画質な静止画カメラとしての用途と、動画撮影用高機能カメラとしての、両方の用途に対応できるモデルです。

ビデオカメラ

SONY公式サイトより転載(https://www.sony.jp/vlogcam/products/ZV-1/)

例えば、背景をワンタッチでぼかすことができる「背景ぼけ切り換え」機能は、際立たせたい人物や物に簡単にフォーカスすることができます。
この機能を使えば、何気ない映像を、シネマティックで印象的なものにすることができます。

また、「商品レビュー用設定ボタン」の機能なら、通常は人の顔にピントが合う設定から、手に持った物などにピントが合うようになります。
実際に撮影してみると、物にピントを合わせたいのに、顔にあってしまい、物はぼやけているという失敗がなくなるので、非常に便利です。

動画撮影時の手ブレ補正機能もあるので、カメラを動かしながらの撮影でもスムーズな映像を撮ることができます。

音質の面でも力が入っており、クリアで密度の高い録音ができる内臓マイクには、風防が付属します。
マイク端子もあるので、外付けマイクを取り付けることもできます。

オプションで、自撮り棒や三脚としても使える「シューティンググリップ」がセットになったZV-1Gも品揃えされているため、本格的に高画質なVLOG撮影をしたいという方にもおすすめの一台です。


VLOGCAM ZV-1G シューティンググリップキット(ホワイト)/SONY

キャノン(Canon) EOS M200

キャノンのEOS M200は「コンデジ」に分類されるカメラです。
本体重量が約262gと軽量で、本体サイズは108.2×35.1×67.1mmとコンパクトです。
レンズ部分以外の出っ張りがないため、カバンなどへの収納や取り出しもスムーズです。

ビデオカメラ

CANON公式サイトより転載(https://cweb.canon.jp/eos/lineup/m200/)

動画画質は最大4K/30fpsと、きめ細かく臨場感のある4K動画が撮影可能です。

長時間の変化を短時間にまとめるタイムラプス動画も撮影できるなど、VLOGなどの用途に適した一台です。

液晶モニターは、上方向に約180°まで動かすことができる、チルト機構を搭載しているので、自撮りの画角を確認しながら撮影することができます。

質の良いカメラも欲しいけど、VLOGなどの撮影もしたいという方によい一台です。


CANON(キヤノン) EOS M200(GL) キット リミテッドゴールド

MOIN Camera MPC01

今回、最後にご紹介するのはケンコートキナー(Kenko Tokina)のジンバルカメラ「MOIN Camera MPC01」です。

ビデオカメラ

ケンコートキナー公式サイトより転載(https://www.kenko-tokina.co.jp/lp/moza_moincamera/)

このカメラの一番の特徴は、ジンバルカメラとしては最大の2.45 インチのチルト式タッチスクリーンを搭載しているところです。
本体のボタンは電源と録画の2つだけで、こまかな操作はモニターのタッチで行います。
モニター自体は上下に90°回転するので、高い(低い)位置での撮影でも見やすい角度を維持できます。

動画画素数は最大4K/60fpsでの撮影に対応しており、レンズは焦点距離140mm(120°)の超広角レンズと歪曲補正機能により、画面の端でも歪みの少ない高画質な映像を撮影できます。

ジンバル部分は小型ながら、3軸手ブレ補正機能を搭載しており、移動しながらの撮影などでもブレの少ない動画撮影が可能です。

フェイストラッキングやFPV、タイムラプスなど、動画撮影で使うであろう機能は一通り揃っているので、類似の機種と比較しても遜色ありません。

実勢販売価格は40,000円前後となっており、DJI Pocket2とFIMI PALM 2 PROの中間くらいと、性能比でみれば妥当な価格づけではないかと思えます。

本体が小さいジンバルカメラは、モニターも小さくなりがちですが、この2.45インチのモニターは画角の確認から、各種操作まで快適に行うことができます。

本体にボタンが2つのみで、操作の大半をモニターで行う点は好みが分かれるところですが、よりビデオカメラに近い操作感という印象です。

本体は小型が好みだが、モニタは大型が良いという方、ビデオカメラからジンバルカメラに機器を変更するという方には良い一台になるのではないでしょうか。

(番外編)iPhone

iPhoneは、動画撮影に使用されている機器としては、かなりのシェアがあるのではないかと思います。
お手軽な撮影だけでなく、現行に近い機種なら4K/60fpsの撮影や、タイムラプスなどの撮影に対応できるだけでなく、シネマティックモードなどプロの撮影でも利用されるような機能も搭載されています。

何よりも、スマホは常に携帯されるツールなので、撮影のタイミングを逃すことが少ないという、大きなメリットをもっています。

スマホに装着する三脚や、マウントもたくさん販売おり、本体の防水性も向上しているため、設置や撮影場所の自由度も高くなっています。

画面も大型化の一途にあるので、画角の確認や、細かな操作に困ることも少なくなっています。

試しにVLOG撮影をしてみようという方は、iPhoneやAndroidで始めてみるのも悪い選択ではありません。

まずはスマホで撮影してみて、興味が高まったり、もっといろいろな撮影をしてみたいという意欲が湧いたら、改めてカメラを探すというのも良い選択だと思います。

YouTube、VLOG用 ビデオカメラ 選びのまとめ

YouTubeやVLOG用のカメラには、たくさんの種類があってそれぞれに特徴があることがご理解いただけたかと思います。
あくまでも僕個人の見解になりますが、初心者の方には「携帯性」「小型」「操作性」の3つのキーワードを重視してカメラを選ぶことをおすすめしたいです。

自宅での撮影では意識することはあまりないことですが、屋外の人がたくさんいるところで大きなカメラを設置して撮影するのは、なかなか勇気がいります。
小さなカメラなら、いかにも「撮影しています」という雰囲気を出さずに、動画を撮ることができます。
また、始めはカメラに慣れていないので、目の前に大きなカメラがあるよりは、なるべく存在の小さいカメラのほうが撮影の時の緊張感やストレスが少なくて済みます。

飲食店など、お店のなかで撮影させてもらう場合、自分一人で使えるスペースが限られていることが多く、カメラを置ける場所によって、撮影できる画角に制約が出てきます。
個人の撮影で、何席も占領したり、お店を貸し切ったりすることはほとんど無いと思います。
コンパクトなカメラであれば、テーブルの端に置いても他の人の邪魔にならずに撮影できます。
卓上の三脚を使う場合も、コンパクトなカメラは軽いので、支える三脚も小さいもので済むため、テーブルやカウンターを占領しません。

撮影のタイミングが不意にやって来ると、カメラを携帯していないとみすみす撮影チャンスを逃すことになります。
小型で携帯性がよいカメラなら、いつでもカバンに入れておいて、必要なときにサッと取り出して撮影ができます。

個人の撮影では、プロの動画クリエイターのように、チームを組んで大掛かりな撮影をする、というよりは、日常生活のなかで、スケジュールを組んで、最低限の装備で短時間に撮影するのが基本になります。
そのため、荷物や機材は少しでも小さく・軽くして、常に持ち運んでいるのが望ましいです。

そういう視点から、今回ご紹介したカメラを見てみると、僕が初心者の方におすすめしたいのは次のカメラです。

・小型のジンバルカメラ

DJI Pocket2 (DJI)
MOIN Camera MPC01 (ケンコートキナー)

・アクションカメラ

GoPro HERO 11
DJI Osmo Action 3 (DJI)

いずれのカメラも4K/60fpsの撮影に対応し、高い手ブレ補正機能を有し、個人の撮影者の使い勝手をよく考えられた仕様になっています。

この4種類ならば、どれを買っても失敗したと感じることはないのではないでしょうか。
もちろん、撮影シーンに合わせて必要となるオプションは出てくると思いますが、いずれも豊富な品揃えがあり、互換性のあるものもあるため、困ることはないでしょう。

 

 

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