第1世代 iPhoneSE に代わるスマホが見つからない(iPhone13より良い?)

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第1世代 iPhoneSE が快適すぎて手放せない

2022年3月には第3世代の iPhoneSE が発表されるのでは、という噂がありますが、新しいiPhoneって心惹かれますよね。
デザインや最新機能は魅力的で、新しいモデルが出るたびに買い換えようかな、と思うのですが、機能の進化につれてどんどん高価になっていくiPhoneは、僕の用途では買い替えを決断させるほどのインパクトがないとも感じています。

僕は、スマホでゲームや負荷の高いアプリを使うことはほとんど無いので、最新のCPUや、大画面スマホを必要としていません。
使用してから6年めに入った第1世代iPhoneSEは、故障や不具合もなく、今日も元気に動いています。

ただ、最近僕の目が衰えて、小さな文字が見にくくなってきているので、iPhoneSEがだめになる前に、画面の大きなiphoneやiPadに買い換えるかもしれませんが・・・。

iPhoneは常に最新型が最高なの?

iPhoneSE

iPhoneは常に最新モデルが最高性能なのは疑う点はありません。
しかし、個人の使い方からみれば、高性能化や大画面化、高機能化と引き換えに、なくなった機能、特徴もあります。
「この機能があったからこのモデルが使いやすかった」とか、「このサイズとボタンの配置が良かった」ということもあるのではないでしょうか。

個人の使い勝手や、求めるスペックは必ずしも最新モデルだから満たされる、というものではありません。

常に最新型のスマホを持っていないと気がすまない、という人を否定するつもりはありません。
最新型であることに価値を見出し、最新機能を使い、昨日のフィードバックをする人がいることで、技術は日々進化していくのでしょう。
一人ひとりのニーズによって、「最高のスマホ」の位置づけは変わっていくものだと僕は思います。

第1世代 iPhoneSE の魅力

さて、使いはじめて6年になる、第1世代iPhoneSEの魅力、買い換えの決断ができない理由を紹介します。
完全に僕の主観であり、ある意味「偏愛」ともいえる内容なのが心苦しいですが・・・。

サイズ感

第1世代iPhoneSEは、懐かしのiPhone5、5sと同じ筐体を使っています。
サイズは約124mm×約59mm×約7.6mmで、重量は113gとなっています。
最新・最大サイズのiPhone13 Pro Maxの、160.8mm×78.1mm×7.65mmで、重さ238gと比べると、ものすごく小さく感じます。
ちなみにですが、下の画像は第2世代iPhoneSE、iPhone 13 miniとの比較です。

iPhoneSE

iPhone 13 miniがサイズ的に近いかと思っていましたが、結構違いますよね。

第1世代iPhoneSEは、この数mmの違いが使いやすさのキモともいえる違いになっています。
まず、片手での操作が簡単にできます。
画面上で親指で届かない場所がないので、片手でストレスなく使うことができます。
本体の角の部分はエッジが立っているので、片手でのホールド感がよく滑って落としたことは、この6年間でほぼありません。

また、シャツの胸ポケットにすっぽり収まるので、持ち運びの際にバックやカバンなどを用意する必要はありません。

touch IDもあるので、画面はそれほど大きくありませんが、精細なグラフィックのゲームなどをすることはないので問題ありません。
あえて言えば、最近、小さな文字が見にくいときがあるので、SNSの広告のマンガの文字が見にくいくらいのものです。

片手で使うことを想定したデザインとしては、ベストの大きさとバランスだと思っています。
いや、誤解を恐れずにいうならば、スマホのデザインの最高峰にあると思っています。
表面と裏面はほぼフラットで、ケースをつけなくてもカメラが破損することを気にする必要はありません。
側面はフチを落とした金属のベルトで囲まれ、ガラス面との境目がわずかに段差があることで、どの角度からみても光沢のある輪郭が浮かび上がるようになっています。
サイドのボタンは誤操作を起こさないような形状と配置で、明確な存在感があることによって、デザインと操作性を両立させています。

最近、相方がiPhone13 miniに買い換えたのですが、サイズ感は第1世代iPhoneSEに近いのに、画面が大きいのですごく羨ましく思いました。
デザインも第1世代iPhoneSEのようなエッジの効いた形状で好感がもてますが、ボタンの配置はたまに誤操作を引き起こすようで、相方が不満を述べていました。
僕の買い替え候補だったのですが、もう少し様子を見てみることにしました。

touch IDの操作感

今のiPhoneのロック解除方法の主流はFace IDですが、操作のスムーズさでいえばtouch IDに分があるように思っています。
ホームボタンを押す動作で、指紋認証されてロックが解除される。
画面に目を落とさずに、書類やパソコンの画面を見ながらでもロック解除できて、作業のリズムを崩さずに操作が可能です。
iPhoneでも、画面埋め込み式touch IDや、iPadのように電源ボタンにtouch IDを搭載するようになったら、買い替えに気持ちが動くと思います。
それくらい、touch IDは快適なのです。

テザリングの安定感

個体差だとは思いますが、僕のiPhoneSEはテザリングの接続スピード、安定感が抜群に良いです。
ネットを外で使うことも多く、公共のWi-Fiは不安定だったり、セキュリティに不安があったりするので、大体iPhoneのテザリングを利用しています。
パソコンの立ち上げから、電源OFFまでほぼ途切れることなく通信を提供してくれます。
会社のパソコンでも外で接続する時は、社用スマホでテザリングをしますが、通信が安定しないことも多くあります。
多分、いろいろな意味で僕のiPhoneSEは「当たり」だったのだと思います。

最新モデルとの互換性

iPhoneの設計によるものですが、6年前の第1世代iPhoneSEは今でもOSの更新が行われます。
現行機種と同じく、2022年2月現在のiOSのバージョンは15.3.1です。
もちろん、最新の機能は使用できませんが、OSの根幹部分が現行機と6年前の機種が同じというのはすごいことだと思います。

OSのバージョンが上がったので動作が重くなる、ということはなく、僕の使うアプリの動作はいつも快適です。

また個々のアプリも、大概のものは使用でき、アップデートもしっかりと行われます。

OSとアプリがアップデートされて、ハードにも問題なく、快適に使えるのであれば、買い替えを考える必要がありません。

第1世代 iPhoneSE のツライところ

iPhoneSE

発売から6年が経過したモデルなので、やはり最新機種に比べると辛いところも出てきます。

バッテリー交換は必須

iPhoneに限らず、スマホの消耗品といえばバッテリーです。
電池の減りが早くなった、突然充電がゼロになった、充電できないなど、バッテリーにまつわるトラブルはスマホの定番ともいえます。
僕のiPhoneSEは、6年の間に2回のバッテリー交換をしています。
いずれも、バッテリーがダメになったからではなく、満充電が最大値の85%程度になったあたりで交換しました。
日常の使用感として、減りが早くなったと体感するのが90%を切ったあたりで、我慢していて限界だと思うのが85%くらいのタイミングでした。
第1世代iPhoneSEは、バッテリーの容量自体が小さいので交換費用が安いのも良い点です。
だいたい2年に一回の交換なので、今年がバッテリー交換年になりますが、前回の交換から2年近くたった今の最大容量は97%と、ほとんど劣化していません。
たまたま当たりのバッテリーを引いたんだとは思いますが、ますます買い替えは後になりそうです。

動作スピード

絶対的なSoCの処理スピードは、今のiPhoneには当然かないません。
第1世代iPhoneSEに搭載されたSoCは「Apple A9」というチップですが、これは最新の「A15」チップから6世代前のものであり、性能に差があることは明白です。

ですが、アプリの立ち上がりや、ブラウザ、SNSなどの動作は快適で、僕の使い方では問題ありません。
ただし、最近の重めのゲームや、複雑に動作するアプリは動作がもたつきます。
もちろん自分の用途次第なのですが、感覚的にはまだまだ行けそうだと思っています。

我が家のiPhone遍歴

いま我が家で現役で稼働しているスマホは4台です。

この記事で紹介した、僕が使う第1世代iPhone SE。
子供が使っている、第2世代iPhoneSE。
相方の、iPhone 12 mini
僕の会社のスマホの、iPhone 7。

どのモデルにも一長一短ありますが、iPhone同士はOSの操作感はほとんど同じなので、家族のiPhoneにトラブルがあってもすぐに解決できます。
ホームボタンのないiPhone 12 miniは、相方の代わりにいじる時に戸惑いがありますが、それも慣れの問題です。

相方も僕も、何台もiPhoneを乗り換えてきましたが、機能に不満があったからではなく、バッテリーの劣化や、画面の破損、契約プランのお得さが原因でした。
データの引き継ぎもスムーズで、機種変更後にすぐに使えるのも、iPhoneを使い続ける理由ですね。

まだまだ第1世代 iPhoneSE かな

スマホは今では欠かせない「道具」になっています。
道具であるゆえに、好きなもの、使いやすいものが「良いもの」だと思います。
最新モデルは見ていていつも楽しく、所有欲を喚起します。
でも、毎日使うものだからこそ、愛着や使い勝手にこだわりたいものです。

まだ当分、第1世代iPhoneSEを使い続けることになりそうです。

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