・iPhoneが値上がりして買えなくなった
・なんでiPhoneは高くなったの?
・iPhoneを安く買う方法はないの?
・ 中古スマホ は信用できるの?
・賢いiPhoneの買い方を知りたい
この記事では
この記事では、賢い中古スマホの買い方を紹介します。
今のiPhoneやスマホを取り巻く状況、購買チャネルと、その変化を紹介しながら、賢くスマホを買う方法を紹介します。
iPhoneを取り巻く状況
2022年6月にiPhoneの値上げが発表されました。
ハイエンド機種であるiPhone 13 Pro Max 1TBモデルは、なんと4万円アップの23万円になりました。
23万円といえば、MacBookや、60型の4K液晶テレビ、大型冷蔵庫、ドラム式洗濯機などが買える価格です。
Pro Max以外の機種も軒並み値上がりしていて、iPhone SE 64GBモデルで5,000円、主力のiPhone 13 128GBモデルで19,000円の上がりです。
そして驚くべきことに、旧モデルのiPhone 12は発売時よりも高い価格になったのです。
アメリカでのiPhone 13の販売価格は変わっていません。
日本での値上げは、大幅な為替の円安が影響していると見られています。
収入が増加している世界、増えない日本
過去30年間、世界の物価と収入は上昇を続けてきました。
アメリカなどは30年前に比べて収入は約1.7倍に増加、韓国でも1.3倍程度は増えているといわれています。
それに対して、日本人の収入は増えていません。
長期間のデフレ政策によって物価も、所得も低い水準に抑え込まれてきました。
街には100円ショップがたくさんあり、消費者はその恩恵を受けてきました。
しかし、その間に世界では、物価と収入が上がり続けていたのです。
そして、今大変なことが起きています。
物の値段が急激に上がっていて、日本人の所得が増えないため、相対的に日本は貧乏な国になろうとしています。
世界中の流通は、今ではグローバル化によって、多くの部分が連動して動くようになっています。
海外の物の値段が上がれば、日本の物の値段も上がる。
円安になれば、日本だけ輸入品の価格が上がる。
この端的な例が、iPhoneの価格です。
今の日本の政策を見ていると、この傾向が変わることは当面なさそうです。
スマホを買うチャネルの変化(新品⇒ 中古スマホ )
次にスマホを購入するチャネルの変化について見てみましょう。
しばらく前までは、スマホはキャリアのショップや電気店で購入するのが普通でした。
少し前には、メーカーやキャリアの直販サイトや、通販サイトでの購入割合が高くなりました。
そして、最近では中古スマホを販売する店舗やサイトがたくさん現れています。
いま 中古スマホ 市場が活況を呈している
かつては、携帯電話やスマホは新品で買うのが当たり前でした。
中古を買う、という選択肢はほぼなかったといってよいでしょう。
契約プランに2年縛りがあって、2年毎にキャリアを変更して買い替えることが、お得にスマホを買う方法でした。
乗り換えによる割引額が大きく、乗り換えにかかるコストを差し引いても、十分にメリットがありました。
近頃では、MVNOの台頭による3大キャリアの寡占状態の解消や、SIMフリースマホの流通などによって、キャリアを乗り換える際の端末割引は以前ほど期待できなくなっています。
それに連動するような端末価格の上昇は、スマホの買い替え需要にブレーキをかけるものです。
この間隙をつくように伸びているのが「中古スマホ販売」です。
Googleの検索窓に「中古スマホ」と入力すると、たくさんの販売サイトが表示されます。
中小の企業から、大手のチェーン店まで販売サイトを持っており、単独の販売サイトから、楽天のようなモールに出店しているお店もあります。
販売サイトを覗いてみると、現行モデルから数世代前までのスマホが販売されています。
端末の状態はランク分けされ、画像も豊富にあり、開示されるべき情報はしっかりと提供されています。
価格は新品で買うよりははるかに安いものが多くあります。
中古スマホ のメリット・デメリット
次に、中古でスマホを購入するメリットとデメリットについて見ていきます。
デメリット
端末の状態を完全に把握することができない
スマホに限らず中古品全般にあるリスクですが、前のユーザーの使用状況を完全に把握することができません。
使用頻度や、衝撃が加わったことがあるか、などは外観からは把握しにくい部分です。
それでも、販売された年代、大きな傷の有無や、バッテリーの状態をチェックすることで、大まかな状態は分かります。
モデルによっては割高な場合がある
販売台数の少ない機種や、人気の端末などは、中古でも価格が高い場合があります。
新品価格と、中古品の価格、他の機種の価格などを参考にして、割安な端末を選ぶことが必要です。
知識がない人にはおすすめできない
スマホの知識があまりなく、今までは販売店のおすすめに従って購入していた人には、中古スマホの購入は勧められません。
似たような名前の機種でも中身が全く違ったり、iPhoneのようにストレージ容量が何パターンかあったり、自分でよく調べて目的に合ったモデルを探せないと、結局、割高な買い物になってしまいます。
メーカーサイト、レビュー記事、評価などを検索して、自分なりの理解をした上で目的の端末を探すようにしましょう。
不適切な端末が販売されていることがある
中古スマホは色々なチャネルで販売されていますが、信頼できる販売先で購入するようにしましょう。
中には、「赤ロム」と呼ばれる不適切な端末が、何の注意書きもなく販売されていることがあります。
「赤ロム」とは、元の持ち主が分割払いを完了していない状態の端末です。
つまり、残債があるのに売却した端末ということです。
売却した後も、元の持ち主が支払いを完了してくれれば問題はありません。
しかし、支払いを怠った場合、端末がキャリアによってロックされてしまい、通信ができなくなります。
このような状態になった端末を「赤ロム」と呼びます。
怖いのは、中古で買った当初は普通に使えていたのに、支払いが滞ったタイミングで突然使えなくなることです。
きちんとした販売店では、端末の状態を明示してあるので、赤ロムの端末を買ってしまうことはありませんが、フリマサイトやオークションサイトなどでは、うっかり赤ロムを掴んでしまうことがあります。
このようなリスクがあるため、信頼できる販売店から購入するようにしましょう。
メリット
新しいモデルも割安で購入できる
中古でスマホを購入する動機の一番は、価格が安いことだと思います。
実際に販売サイトを見てみると、最新機種が定価の10%〜30%引きくらいの価格で販売されています。
そして、世代が下がるほどに価格は安くなっていきます。
もちろん中古なので、誰かが使ったスマホが嫌だという人には向かないのですが、状態が良いものであればお買い得です。
店側のチェックを受けた端末は状態が明示されている
きちんとした販売店やサイトであれば、端末の状態を、写真と一緒にしっかり明示しています。
あなたがチェックしなくてはいけないポイントは、
・モデル名
・IMEI番号
・回線の種類
・外観、傷、動作などの状態
・水没の有無
・アクティベーションロック
などです。
購入を検討するときには、これらの必要な情報がある販売先を選びましょう。
手に入りにくいモデルも購入できる
中古品の購入には、「掘り出し物」の発掘という楽しみもあります。
販売数量が少なかったモデルや、限定品などが販売されていることがあります。
また、発売当時は手が出なかったけど、中古価格なら買ってもいいかなと思える機種もあるでしょう。
販売サイトによっては、このようなレアモデルに出会えるかもしれません。
おすすめの 中古スマホ 販売店
にこスマ
にこスマは中古のiPhoneとAndroidスマホを販売するオンラインショップです。
運営母体が大手商社の伊藤忠商事の子会社なので、サービス・保証面で安心して買い物ができます。
販売しているスマホは、すべて専門スタッフによる検品済みです。
もし端末に不具合があった場合は、30日以内の返品・交換が無料です。
購入者からの評価の仕組みがあり、平均すると4.0を超える高い評価を得ています。
また、月々500円から入れる「にこスマあんしん保険」が用意されていて、故障や水濡れなどトラブルが心配な方も安心して利用できます。
にこスマのサイトは、中古スマホの購入の際に必要な情報がすべて揃っているといってよいほど充実しています。
・解像度の高い写真で、商品の細部まで確認可能
・IMEIの表記あり
・最大バッテリー容量の記載あり
・回線種別、ネットワーク制限の明示あり
・代引き手数料無料
・送料無料
・1年保証
・利用者の評価あり
大手商社の関連会社の運営というところも、購入時の安心感に繋がります。
すまほたっぷ
「すまほたっぷ」は、通常のGoogle検索でトップに表示されにくいのですが、iPhone/iPadの品揃えが豊富な信頼度の高いサイトです。
取り扱いは、未使用品から中古、国内キャリア版からSIMフリー端末までと幅広く、iPhone、iPad専門で販売しています。
国内キャリア版モデルは、ネットワーク利用制限のない商品を扱っています。
一部、制限の可能性有りの機種も販売していますが、きちんと明示されているので誤って購入することはあまりないでしょう。
販売元は、アップル製品をメインに買取・修理・販売を行っている実店舗なので、購入後のフォローも期待できます。
特に、このお店独自の「赤ロム返金返品保証」があることは見逃せません。
万が一、購入後に赤ロムになった場合には、返金返品をしてくれるので安心ですね。
販売している機種は、バッテリーの劣化状況もチェックされていて、販売情報にパーセントで表示があります。
お店からのコメントでは、通常使用に支障が出ると考えられる場合は、バッテリー交換後に発送するとのことですので、この点でも安心して購入できます。
バッテリーだけでなく、不具合があるものは修理・メンテナンスをしてから販売されています。
通販サイトからの購入の場合、到着から7日以内であれば、初期不良についての返品、返金が可能となっています。
・解像度の高い写真で細部まで確認可能
・IMEIの表記あり
・最大バッテリー容量の記載あり
・回線種別、ネットワーク制限の明示あり
・送料は一部離島を除き全国一律550円(税込み)
・利用者の評価あり
ダイワンテレコム
スマホ専門で販売・買取・修理サービスを、全国50店舗で展開するダイワンテレコムが運営する、中古スマホのECサイトです。
商品は、iPhoneとiPadが中心ですが、Androidやガラケーも品揃えされています。
ダイワンテレコムは、iPhoneが初めて日本で発売された2006年からスマートフォン専門で宅配買取・ネット販売を行っており、2013年からはiPhone修理店のグループ展開を行っている「老舗」といってよいようなお店です。
サイトには、商品写真があり、回線種別、ネットワーク制限の明示がされています。
IMEIやバッテリー容量の記載などは無いので、購入を検討される際には、問い合わせをした方がよいでしょう。
中古スマホ 購入のまとめ
スマホの本体価格が上昇の一途をたどっている中で、中古スマホという選択肢はこれからもっとメジャーになっていくことが予想されます。
少し前までは、中古スマホはマニアや、知識のある一部の人が利用するものでした。
今では、AndroidもiPhoneも安全な初期化の方法や、端末の状態を確認する方法も確立されているため、一般の人でも中古品購入のハードルが下がっています。
今回ご紹介した販売サイトは、端末の情報がきちんと表示されているところが多いので、安心して購入することができます。
中古スマホを、あなたのスマホ購入の選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
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