【2021年】アパートでインターネット回線を引く方法を徹底解説【キャッシュバックのもらい方】

・アパートでお得に光回線を引くにはどうしたらいいの?
・アパートで光回線を引くときの注意点が知りたい

アパートでインターネット回線を引くには
アパートで光回線を引くときの基本的な考え方
アパートのネット環境を理解する
アパート向けの光回線プランについて理解する
アパートで光回線を引くときの注意点
1. 光回線の提供エリアを確認する
2. 物件が工事可能かどうかを確認
アパートにおすすめの光回線
1. 光回線「完備」「対応」のアパートについて
  1. ・月額0〜3,000円のネット対応物件の場合
  2. ・月額3,000円〜5,000円のネット対応物件の場合
2. 光回線「未対応」のアパートの場合
アパート向け光回線・プロバイダの選び方
1. 絶対に料金重視で選ぶべき
まとめ

アパートでインターネット回線を引くには

アパート住まいで高速インターネット環境を作ろうとすると、いろいろ悩みが出てきます。
光回線は開通までに工事が必要ですが、賃貸物件では勝手に工事をすることはできません。
また、既に光回線の設備が各部屋に設置されていたり、共用部分まで設置されているケースもあります。
もし部屋にネット環境がない場合は、まずお住まいの物件のネット環境を把握し、導入可能な回線を探し、大家さんや管理会社の了解をもらい、工事を行ったのち、開通となります。
この記事では、アパートで導入できる光回線について、プラン、回線選びのポイント、注意点などについて解説し、おすすめの光回線を紹介します。

アパートで光回線を引くときの基本的な考え方

アパートにお住まいの方が光回線を選ぶときは、基本的には「価格優先」で良いと思います。
導入可能な回線やプランが限定されるケースも多く、選ぶことのできるプランで実質料金が安いものを選ぶ、というのが正確な表現になります。
導入の初期費用、月額料金、撤去時の費用、そしてキャッシュバックなどの特典も加味して、トータルコストを算出するのが「実質料金」の考え方です。

もう一つ考えなくてはならないのは、アパートでは「マンション向けプラン」か「戸建向けプラン」かを選ばなくてはならない、ということです。
「マンション向けプラン」とは、外から建物に引かれる一つの光回線を、各部屋の住民とシェアして使用するものです。
「戸建てプラン」とは、あなた専用の光回線を引くものです。
料金、工事費用はマンション向けプランのほうが安いですが、回線速度は戸建てプランのほうが速くなる傾向があります。
物件によって、両方のプランを選べる場合、どちらか片方しか選べない場合、どちらも選べない場合があります。
戸建てプランを導入する場合については、一軒家で光回線を引くときに近い状況といえますので、別の記事でまとめて紹介し、今回は「マンション向けプラン」の導入ついて紹介します。

アパートのネット環境を理解する

まず、あなたのお住まいの、現在のネット環境を把握しましょう。
アパートのネット環境は、大きく3種類に分けられます。

①インターネット「未対応」のアパート
②インターネット「対応」のアパート
③インターネット「完備」のアパート

今の設備状況がどれに当てはまるかで、その後の選択肢が変わってきます。
それぞれの内容について説明していきます。

①インターネット「未対応」のアパート

インターネット未対応とは、今現在、建物自体にインターネット回線の設備がまったく導入されていないということです。

「未対応」の物件では、一から回線を引かなくてはなりません。
開通までの工事は、宅外工事、宅内工事の2回必要となります。

工事内容には建物の外壁などに穴を開ける作業が含まれるので、回線の申込みをする前に、必ず管理会社やオーナーから許可をとります。

宅外工事では、物件の共用スペースに回線の設備を設置します。

入居者は、共用設備が導入された後で、光回線とプロバイダの契約をし、宅内工事が完了すれば開通となります。

「未対応」の物件では、回線の設置までに手続きと時間がかかります。

管理会社・大家さんの了解が得られない場合は、ホームルーターなどモバイル回線の導入を検討しましょう。

②インターネット「対応」のアパート

インターネット対応のアパートは、敷地内に共有の回線設備が設置済みになっている物件です。
この回線設備から、各部屋に回線を引く宅内工事を行うと、開通となりますので、工事は1回のみです。

このタイプの物件では、共用設備により契約できる回線が決まっており、フレッツ回線指定や、au回線指定であったりします。
管理会社などに、回線対応状況を聞く際に、契約できる回線についても必ず確認しましょう。
契約できるプランは「マンションタイプ」になりますので、戸建てプランよりはお得な料金設定になります。
また工事が1回で済むため、工事費用も戸建てプランよりは安くなります。

③インターネット「完備」のアパート

インターネット「完備」のアパートとは、既に部屋まで回線が設置されていて、入居者は、専用の端子にルーターやケーブルを接続するだけでネット回線を利用できるというものです。

月々の管理費などに光回線の料金が含まれていることが多く、プロバイダなどの契約がいらないため、簡単に利用できるのがメリットです。

ただし、この「完備」物件では、「回線スピードが遅さ」を指摘されている物件もあります。
「完備」の物件では、入居者全員で同じ回線を使うため、利用者が多くなる夜間などは、速度低下が起きやすくなります。
一概に、「完備物件=遅い」ということではないのですが、物件の立地、回線の種類なども関係するので、口コミも含めよく確認することが大事です。

アパート向けの光回線プランについて理解する

次に、光回線のプランについてです。
光回線のプランは、戸建て向けと、集合住宅向けでは、月額料金、工事費などが変わってきます。
また、受けられる特典、キャンペーンなども異なりますので注意が必要です。

月額料金は大まかに、戸建向けプランは5,000円前後のものが多く、集合住宅向けは3,000円前後のものが多いようです。

また、工事費についても、集合住宅向けプランのほうが安くなるケースが多いです。
工事費については、キャンペーンなどの適用で実質無料になることが多いですが、割引額は各社で異なります。

キャッシュバックなどの特典は、戸建てプランに比べ少なく、まったく無いという回線もあります。
例えば、高速回線で知られるNURO光は、戸建てプランでは40,000円を超えるキャッシュバックが適用されますが、マンション向けプランのキャッシュバック適用は、公式サイトからの申込みのみで25,000円となっています。

利用プラン、工事費、キャンペーンはしっかりと比較して、お得なプランを選びましょう。

アパートで光回線を引くときの注意点

これは主に、「未対応」「対応」の物件で新たに光回線を引くときの注意点になります。
まずチェックすることは次の2点です。

・回線の提供エリアかどうか
・物件が工事可能かどうか

光回線の提供エリアを確認する

気に入った回線事業者、プロバイダが見つかったら、まずはお住まいが光回線の提供エリアかどうかを確認します。
そもそもの話、その回線の提供エリア外だと契約ができません。
今では多くの回線事業者で、公式サイトに郵便番号や住所などを入力すると対応エリアかどうか調べられるようになっています。

参考までに、大手の光回線事業者の検索ページをあげておきます。

フレッツ光・ドコモ光　：　https://flets.com/app2/cao/prefselect/index/
ソフトバンク光　： https://www.softbank.jp/support/faq/view/19009
コミュファ光　：　https://cm-net.jp/charm/area/
auひかり　:　https://bb-application.au.kddi.com/auhikari/zipcode
ビッグローブ光　：　https://biz.biglobe.ne.jp/hikari/faq/faq01.html

もし、光回線の対応エリア外にお住まいでしたら、工事不要で利用できるホームルーター、モバイルルーターを使うことも検討してみましょう。

物件が工事可能かどうかを確認

先に説明のとおり、光回線を開通させる場合、マンションやアパートなど物件では、設備状況により2種類の工事が必要になります。
それが、「宅外工事」と「宅内工事」です。

宅外工事：光回線を電柱などの外部設備から建物の共用部まで引き込む工事
宅内工事：建物の共用部の設備から各部屋まで回線を引き込む工事

光回線「対応」の物件では、回線の共用設備がすでに建物に設置されています。
この場合は、宅内工事のみで回線が利用可能となります。

光回線「未対応」の物件では、共用設備が導入されていないため、宅外工事と宅内工事の2回の工事が必要になります。

また、「対応」の物件であっても、既存で導入されている回線とは異なる光回線を新たに引く場合は、「未対応」の物件と同様、宅外・宅内両方の工事が必要となります。

開通工事は、外壁に穴を開けたりするため、物件のオーナーや管理会社の許可が必要になります。
後々のトラブルを避けるため、自分で判断せずに確認することが大事です。
もし、回線工事の了解をもらえない場合、モバイルルーター、ホームルーターの利用を検討しましょう。

アパートにおすすめの光回線

アパートにおすすめのネット回線について紹介します。
住んでいる物件のネット対応状況によって、おすすめは変わってきます。

光回線「完備」「対応」のアパートについて

まずはネット「完備」「対応」物件についてですが、月額料金で分けてみます。
「完備」物件は、工事不要で即日使用可能な状態で、料金が管理会社などで決まっているものです。
「対応」物件は、宅内工事完了後にネット回線が使えるようになるものです。

月額料金で大まかに分けると、
・月額0〜3,000円のネット対応アパート
・月額3,000〜5,000円のネット対応アパート
この2パターンになります。

・月額0〜3,000円のネット対応物件の場合

月額0円から3,000円のネット対応物件に住んでいる方は、まずはその回線を使ってみましょう。
月額3,000円以下で光回線が利用できる場合、物件全体で独自の料金プランに加入しているケースが多く、独自に他社に申し込むよりお得に使えることがほとんどです。

使用してみて、速度が遅い、回線が安定しないなどの問題がある場合には、独自で違う回線に申し込むことを検討してもよいでしょう。

・月額3,000円〜5,000円のネット対応物件の場合

月額3,000円〜5,000円のネット対応物件の場合は、単純にその回線を利用しても料金面のメリットは少ないといえます。

物件で対応している光回線と、あなたが独自に加入する光回線で、ほとんど料金の差がない場合が多いためです。

この価格帯の回線では、あなたが利用しているスマホのキャリアと、セット割引が適用できないか、調べてみましょう。
セット割引ができるかどうかが、その回線を使用し続けるかどうかの判断の基準になります。

セット割引が受けられると、光回線の月額料金が500円～1,200円程度割引になります。(割引額はプランによって異なります)
さらに家族も同じキャリアを利用していた場合、それが遠方に済む家族であっても割引対象になるため、家族全体の通信料金を安くすることができるのです。

例えば、ドコモのスマホを利用しているなら「ドコモ光」、auなら「auひかり」など、同じグループ会社の組み合わせで割引になります。

スマホキャリアとのセット割引については、こちらの記事で詳しくまとめていますので、よかったら読んでみてください。

スマホキャリア別失敗しない光回線の選び方(お得な契約、高額キャッシュバックを得る)

光回線「未対応」のアパートの場合

光回線「未対応」の物件の場合は、あなたが一から光回線を引くことになります。
提供エリアのある光回線から、あなたの好みのものを選ぶことができるため、納得のいく選択ができます。
反面、選ぶ手間がかかる、管理会社などの了解を得なくてはならない、開通までの時間がかかる、など面倒なこともあります。

そこで、このタイプの物件に済む方の選択肢は大きく分けて2つになります。

・料金、速度で納得できる光回線を選ぶ
・モバイル回線を利用する

高速で安定したネット通信を、ある程度の期間使うなら光回線がおすすめです。
手間をかけず、高速回線を利用したいなら、モバイル回線も選択肢になってきます。
最近発売されたホームルーター機器は、5Gに対応しているため対応エリアなら、光回線と同様の高速通信が実現できます。

それでは一つずつ見ていきます。

新規で光回線を設置する場合

光回線の設備がまったくない物件に新規で光回線を引く場合は、「回線速度」と「料金」、この二つを軸に各社のプランを検討しましょう。
そこに、工事費用の割引や、キャッシュバックなど、特典を組み合わせることで失敗せずに乗り換えができるはずです。
あなたがまず考えるべきことは、「回線速度」と「料金」のどちらを最優先にするか、です。

◯光回線の料金についての考え方

光回線の料金を検討するときは、月額料金に目が行きがちです。
もちろん、月々いくらかかるのか、というのは大事なポイントですが、もう少し踏み込んで、光回線を開設するまで、してから、撤去するまで、のすべての費用を考えてみるべきです。
その費用を月割にすることで、実質的な月額料金が算出できます。

具体的な光回線のトータルコストとは、「初期費用」「工事費用」「月額料金」「オプション料金」「解約費用」「解約時工事費」など、あなたの契約期間にかかるすべての費用から、キャッシュバック、割引などあなたが受ける特典を引いた金額になります。

集合住宅向けプラン(マンション向けプラン、とか、forマンション、などと記載されることが多い)は戸建てプランよりも工事費、月額料金が割安になっていることがほとんどです。
しかし、光回線の公式ページでは、集合住宅向けプランが戸建てプランとは別のページになっていたりするので、よく確認することが大事です。

ザックリとでもよいので、この計算をしておくと、プランを正しく比較できるようになります。

◯回線速度の評価方法

光回線の回線速度を正しく理解するためには、「カタログスペック」と「実効速度」に分けて考えるべきです。

「カタログスペック」とは、文字通り公式サイトなどに記載されている「最大回線速度1Gbps」のような表記です。
これは、その回線が理論上出すことができる最大の回線速度です。
実際の速度は、この最大値の30%〜60%程度といわれています。

そして、この「実際の速度」が「実効速度」です。
あなたが光回線を引いたときの実効速度は、使ってみないと分かりません。
ですが「みんそく」さんのような回線速度計測・投稿サイトを眺めていると大まかな傾向はつかめてきます。

さらにもう一つ考えたほうが良いのは「混雑時の速度」です。
例えば、週末の夕方から夜は、利用する人が増えるため光回線の混雑時間帯といわれます。
また平日であっても、昼よりも夜間のほうが混雑しやすいといえます。
回線速度計測サイトで、このような曜日、時間帯の通信速度の投稿を見てみることで、ある程度の傾向が分かります。
では実際に、どのくらいの速度が出ていれば支障なく使えるのか、ということですが、ネット検索や、動画視聴など一般的なネット利用であれば、30Mbps程度のスピードがあれば十分です。
また、オンラインゲームをガンガンする方なら、実測で100Mbps以上の回線速度があるのが望ましいです。
混雑時間帯でもこのくらいの速度が出ている回線であれば、開通してから後悔することは少ないと思います。

キャッシュバック・キャンペーン

光回線を検討するときには、必ずキャンペーンもチェックしましょう。
回線事業者によっては、期間限定で高額なキャシュバックを設定している場合もあります。

しかし、気をつけなくてはいけないのは、集合住宅向けプランは戸建てプランよりも、特典が少なくなっていることが多い、ということです。
高額なキャッシュバックに惹かれて契約してみたら、集合住宅向けプランは対象外だった、ということにもなりかねません。
集合住宅向けプランのキャッシュバックは、公式サイトからの申込みのみ適用、という事業者もあります。
よく確認して、本当にお得なプランを見つけましょう。

また、特典の適用について、本当にお得な販売チャネルを選ぶ基準を紹介します。
ポイントは3つです。

・キャッシュバックが高額であること
・不要なオプション加入の必要がないこと
・キャッシュバックの受け取りが簡単なこと

この３つのポイント(特に下の2つ)で各種販売先を比較してみると、実は公式サイトからの申し込みが最もお得だった、なんてこともありますので表面の金額に踊らされずしっかり比較することが大事です。

本当にお得に契約する方法については、こちらの記事で詳しく紹介していますので良かったら読んでみてください。
関連記事:
今乗り換えるべき光回線を徹底分析(2021年)回線速度、料金、キャッシュバック

モバイル回線を検討する

高速インターネット環境を実現するには、光回線の他に、ホームルーターやモバイルルーターと呼ばれる機器を利用する方法があります。
これらはモバイル回線を利用する高速回線です。
光回線が物理的な光ケーブルでインターネットに接続するのに対し、モバイル回線はインターネット接続に電波を使用します。
回線としては、スマホの4Gや5Gと同じようなイメージです。
「ホームルーター」や「モバイルルーター」という機器に、パソコン、スマホなどを接続することで高速ネット環境を作るものです。
モバイル回線については、後段で詳しく紹介します。

アパート向け光回線・プロバイダの選び方

絶対に料金重視で選ぶべき

アパートでネット環境を整える場合、まずは月額料金、そしてスマホとのセット割がある光回線を選ぶべきです。

セット割は、長期間に渡って毎月の料金が割り引かれることと、遠方に住む家族も割引対象になることから、通信費全体が安くなるというメリットがあります。
対象になるキャリアのスマホを使っている人なら、見逃すべきではありません。

回線速度重視ならこの回線

回線速度の速い光回線を選ぶなら、選択肢は3つになります。

NURO光
eo光
au光

ただし、この3つの回線はいずれも、カバーエリアが全国ではありません。
NURO光とau光は独自回線、eo光は電力系の光回線のためです。
もし、お住まいがこれらの提供エリアであれば、申込みを検討してみてはいかがでしょうか。

・NURO光

NURO光は、最大回線速度が他の光回線の2倍にあたる、最大2Gbpsとなっています。
この最大速度はカタログスペックですが、ネットの書き込みでもユーザーから高い評価を得ています。
単純に光回線のインフラとして、他の2倍のスピードを出せるスペックをもっているということであり、その実効速度が速いことも納得できます。
混雑時間帯の速度低下も起きにくいといわれており、また、各種割引などを利用することで実質月額料金も安く抑えることができます。

良いことずくめの回線ですが、ひとつだけ問題があります。
それが提供エリアが限られている、ということです。

・2021年9月現在のNURO光の提供エリアは次のとおりです。

北海道
東京、神奈川、千葉、茨城、栃木、群馬、愛知、静岡、岐阜
三重、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
福岡、佐賀（一部地域を除く）

提供エリアであっても、地域によってはエリア外の場所もありますが、回線提供エリアに住んでいる方であれば、迷うことなく申し込んでも良い回線サービスです。

NURO光は、代理店ではなく公式サイトからの申込みが最もお得です。
参考までにリンクを貼っておきますので、よかったら覗いてみてください。

お得なキャッシュバック＆割引特典が受けられる！

また、こちらの記事でNURO光を詳しく紹介しています。
興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてください。

・eo光

eo光は関西エリアのみで展開している光回線サービスです。

eo光は、フレッツ光回線に相乗りする光コラボではなく、独自の光回線を使用しています。
そのため、光コラボやホームルーターなどよりも、安定した高速通信が利用できます。
独自回線であるがゆえに限られた地域でしか契約できません。
しかし、対応エリアが限られているため、利用者も光コラボサービスのように多くないため、混雑が起きにくく、安定した高速通信が利用できるといわれています。

回線速度の計測サイトである「みんそく」の速度ランキングでは、eo光は58回線中で3番目という位置にあります。
「みんそく」さんは、ユーザーが自分の回線速度を計測するため、実測値が掲載されています。
実測値が速い、ということは実用的にも速い回線である、ということです。

また、eo光は各種の割引サービスが充実しています。
契約プランに合わせて利用できる割引があるので、実質利用料金が割安になる、というメリットもあります。

eoひかりについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、興味を持たれた方は読んでみてください。
関連記事:
高速光回線 eo光の評判は？関西ならどの回線が良いか徹底調査！一番お得な申込方法も紹介！

関西の光回線ならEO光

・au光

auスマホとのセット割のところでも触れましたが、「auひかり」は、回線自体が、光コラボのようにフレッツ光の回線を借りるのではなく、独自回線を引いているため、安定した回線速度が期待できる回線です。

提供エリアはNURO光やeo光よりは広く、2021年9月現在、auひかりに対応していない地域は次のとおりです。

戸建てタイプ　:　長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、沖縄県

auひかりの申し込み窓口はこちら
このサイトからの申し込みなら、工事費が実質0円になります。
キャッシュバック額も多くておすすめです！
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回線速度で光回線を選ぶときの優先順位は、①「提供エリア」、②「料金」、③「セット割引」の順に考えるのが良いでしょう。

モバイル回線を検討する

高速インターネット環境を実現するには、光回線を利用する方法の他に、ホームルーターやモバイルルーターと呼ばれる機器を利用する方法があります。
これらはモバイル回線を利用する高速回線です。
光回線が物理的な光ケーブルでインターネットに接続するのに対し、モバイル回線はインターネット接続に電波を使用するものです。
回線としては、スマホの4Gや5Gと同じようなイメージです。
「ホームルーター」や「モバイルルーター」という機器に、パソコン、スマホなどを接続することで高速ネット環境を作るものです。

モバイル回線を使用するメリットは、

・回線工事が不要
・開通までの時間が短い

などがあげられます。

ただし、回線スピードや安定性については、まだ光回線には及ばないようです。

モバイル回線を検討するべきなのは、次のような方です。

・利用期間が短い可能性がある人
・オンラインゲームなど速度・反応性が重要な用途では使用しない人
・定期(不定期)に引っ越す可能性のある人
・ランニングコストを抑えたい人
・開通まで待っている時間がもったいない人
・工事のスケジュール合わせや立ち合いが面倒な人

モバイル回線の機器は2種類に分類できます。
・モバイルルーター　・・・　自宅・自宅の外など、どこでも高速回線を使う人向け
・ホームルーター　・・・　自宅だけで家族などと共用して使う人向け
となります。

・モバイルルーターの特徴

モバイルルーターは、充電式バッテリーで駆動する通信機器です。
「ポケットWi-Fi」などと呼ばれることが多いです。

特徴としては、

・小型で持ち運びができる
・充電式
・機器自体の通信範囲は狭め
・最大通信速度が速い機種が多い
・同時接続台数が少ない

モバイルルーターは接続距離が短く、同時接続台数も少ないため、一軒家で一台などの使い方は適さないと思っていたほうが良いです。
主に、個人が自宅・外出先で使用することに適しているといえます。

・ホームルーターの特徴

ホームルーターには次のような特徴があります。

・コンセントに差すだけで使用可能(充電式ではない)
・モバイルルーターよりも接続距離が広い
・モバイルルーターよりも同時接続台数が多い
・5G通信に対応している機器がある

ホームルーターは一軒家に一台で、複数台の機器を同時に接続して使用しても、安定した通信ができます。
複数人で済む家で、たくさんの機器を接続するような、光回線の代わりとしての用途に適しています。
ただし、ホームルーターは登録した住所でのみ使用でき、機器を移動して使用することはできないことになっています。

・モバイル回線のデメリット

モバイル回線を使用する際のデメリットを紹介します。
利用するサービスによっては該当しないものもありますので、詳細は各サービス会社のサイトで確認してください。

・短期間に大量のデータを利用すると速度制限がかかる場合がある
・時間帯やエリアによって速度が安定しない、遅くなる場合がある

・モバイル回線のおすすめはホームルーター

モバイル回線でおすすめしたいのはホームルーターです。
なぜなら、スマホでの4G，5Gの環境が拡大している現在にあっては、モバイルルーターを使用するメリットは縮小しているといえます。
広い家屋での複数台接続に適さないモバイルルーターは、スマホの回線スピードのアップにつれて、用途が縮小していくことが予想されます。
ここまでの内容を読んでいただいた方なら、自宅で光回線の代わりとして使用するならば、ホームルーターが適していることがご理解いただけると思います。

2021年9月の段階で、携帯3大キャリアとUQモバイルが提供する5G対応のホームルーターサービスは横並びに近い状況になりました。

・ドコモhome5G　(ドコモ)
・Speed Wi-Fi HOME 5G　(au)
・WiMAX +5G　(UQモバイル)
・Airターミナル5　(ソフトバンク)

どのサービスも5G対応しているので、今後の5Gエリアの拡大によって恩恵を受けられる人が増えていくはずです。
また、通信容量制限があることも各サービス同じですが、制限の適用のされ方が微妙に違います。
ルールどおり、厳密に制限をかけるサービスと、そうではないサービスがあるようです。
僕が調べた限りなので理由は定かではありませんが、後者にあたるのはドコモhome5Gです。

料金は、基本月額料金は各社似たようなものですが、割引の適用や、契約期間、キャッシュバックなどについてはサイトごとに様々です。

特典については、シンプルなものから、複雑なものまで様々なので、自分が適用できるサービスを探すのが結構大変です。

一例ですが、
・ドコモhome5Gの申し込みなら、15,000円分の現金キャッシュバック受け取れるこちらがおすすめです。
ドコモ回線がデータ量無制限なのに月額4,950円で使える！

・ソフトバンクAirなら、オプション加入なしで高額なキャッシュバックがあるこちらがおすすめです。
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まとめ

アパートでの光回線の利用の方法、種類、選び方について紹介してきました。

ポイントを簡単にまとめます。

・物件の光回線の対応状況を確認する。
・「完備」「対応」「未対応」それぞれで利用できるサービスが変わる。
・光回線「完備」物件
→利用料金が安いならまず使ってみるべき。
速度が遅い、途切れるなど問題が改善しない場合は、回線の乗り換えを検討する。
・光回線「対応」物件
→ 光回線を導入するには、回線の新規契約と、部屋への回線引き込み工事が必要。
・光回線「未対応」物件
→ 光回線を導入するには、回線の新規契約と、宅外工事、宅内工事が必要。
・あなたの用途に合わせて「光回線」と「ホームルーター」のどちらが良いのか検討する。
・光回線を選ぶときは、提供エリアかどうかを確認する。
・次に住んでいる物件に引き込めるのかどうかを確認する。
・導入回線が決まったら、大家さんや管理会社の了解を取る。
・光回線を選ぶときは、「実質料金」と「回線速度」から検討する。
・スマホとのセット割引は、メリットしかないので積極的に利用したいサービス。
・キャシュバックなど特典は金額だけでなく、利用しやすいものを選ぶ。

あなたが適切な光回線サービスを選択され、快適なネット環境を作られることを願っております。

（※当サイトの情報は掲載時のものになります。随時更新を行っておりますがサービス内容の変更により、実際のものと異なっている場合があります。情報を利用・使用するなどの行為に関連して生じたあらゆる損害等について一切責任を負いません。契約内容は必ずご自身で確認ください）

【2021年】アパートでインターネット回線を引く方法を徹底解説【キャッシュバックのもらい方】

アパートでインターネット回線を引くには

アパートで光回線を引くときの基本的な考え方