LinuxMint21 正式版がリリースされました(サポートは2027年まで)

Linux

 LinuxMint21 がリリースされました

2022年7月31日に LinuxMint21 がリリースされました。
この情報はLinuxMint開発チームのブログによるものですので、正式なものです。
提供されるデスクトップ環境は、Cinnamon、MATE、Xfceの3種類で、LinuxMint20と同様のラインナップです。

新機能や改善箇所については、こちらの記事で紹介したものと同様ですが、詳しくはLinuxMintチーム公式の下記のリンクから確認してみてください。

「Linux Mint 21 Cinnamon の新機能」
「Linux Mint 21 MATE の新機能」
「Linux Mint 21 Xfce の新機能」

「Linux Mint 21 Cinnamon リリースノート」
「Linux Mint 21 MATE リリースノート」
「Linux Mint 21 Xfce リリースノート」

システム要件

Linux

いずれのデスクトップ環境でも、必要なシステム要件は同じです。

・2GB RAM (快適に使用するには 4GB を推奨)。
・20GB のディスク容量 (100GB を推奨)。
・1024×768 の解像度 (解像度が低い場合、ウィンドウが画面に収まらない場合は、Alt キーを押してマウスでウィンドウをドラッグします)。

大まかなイメージになりますが、最新または高機能なPCには最新のノウハウが詰め込まれたリッチなCinnamon、エレガントさを残しつつも軽量化されたデスクトップが好みの方にはMATE、ややスペックの低いPCやシンプルで軽量なデスクトップが好み方にはXfceがおすすめです。

ダウンロード

LinuxMint21のダウンロードは、トレント(https://linuxmint.com/torrents/)のリンクか、ミラーサイトから行います。

まとめ

LinuxMint21は、ベータ版から16日後のリリースとなりました。
ベータ版がリリースされた際の記事(リンク)で、「正式版のリリースはベータ版のリリースから1か月以内に行われる」と予想しましたが、16日後のリリースということは大きな問題は発生しなかったものと考えられます。
Linux Mint 21は、2022年4月にリリースされたUbuntu22.04LTS「JammyJellyfish」にもとづいて構成され、2027年までの長期サポートリリースとなります。

LinuxMintは、Linux初心者や、Windowsから移行したユーザーにも使いやすい、シンプルなディストリビューションです。
最新機能が搭載されたLinuxMint21、使用レビューはまた別の記事でご紹介したいと思います。

 

【おまけ】LinuxMint21を試すなら中古PCも検討しよう

LinuxMint21

Linuxにはたくさんのディストリビューションがあって、それぞれに特徴があります。
いろいろ試してみて、あなたに合ったOSが見つかると、PCを使うのも楽しくなります。
また、LinuxはWindowsに比べて動作が軽く、古いパソコンでも軽快に動作するものも多くあります。

ご自宅の古くなったパソコンを活用したり、テスト用に少し古いパソコンを安く買って試してみるのもよいでしょう。
おおまかな目安ですが、Intel製CPUであれば、第6世代以降のcore i3、第4世代以降のcore i5が積まれたパソコンであれば、Linuxディストリビューションでたくさんのことができでしょう。
このグレードのパソコンは、中古通販サイトを覗いてみると、ノートパソコンの安いものでは1万円台、高くても4万円程度で購入できるものが多くあります。
(デスクトップはもう少し幅があるようです)

店舗に行くのが面倒なあなたには、通販サイトがおすすめです。
各機種のスペック、細かな特徴まで掲載されているので、実機を見なくても安心して購入することができます。
最後に僕のおすすめの通販サイトのリンクを2つ貼っておきます。

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