動画編集 はむずかしい?
動画配信サービスは今や生活の一部といってもいいほど、世の中に浸透したコンテンツになっています。
Youtubeの隆盛はいうまでもなく、企業の紹介や、個人のPRでも動画が用いられることが普通のことになってきました。
動画を作りたい人が増えている、ということは動画を編集する人が必要になるということです。
仕事としての 動画編集 の需要が拡大しています。
動画編集は難しい、特別なスキルが必要と考えがちですが、パソコンとソフトを適切に選び、使い方を身につけることで誰でも動画編集ができるようになります。
今回は、代表的な動画編集ソフトと、編集スキルを身につける近道について紹介します。
動画編集 をするときの準備
編集ソフトの紹介の前に、まず、動画編集を始めるときの準備について触れておきます。
動画編集をするときに必要なものは、「パソコン」、「動画編集ソフト」そして「ネット環境」になります。
スマホやタブレットでも編集作業はできますが、趣味程度のものとして捉えていただいたほうがよいです。
仕事として考えているならパソコンが必須です。
パソコンといっても何でもよいわけではなく、快適に作業をするには、ある程度のスペックが必要になります。
パソコンの選び方については、こちらの記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
「ネット環境」は、光回線、モバイル回線などの高速回線が必要です。
仕事として動画編集を行う場合、クライアントからの素材データの受け渡しをネット上で行います。
動画のデータは容量が大きく、低速回線ではスムーズなやり取りが難しくなりますので、ある程度の速度と容量のある回線を用意します。
編集ソフトについては、次の項で紹介していきます。
最短1ヶ月で動画編集スキルが身につく!【クリエイターズジャパン】
動画編集 のためのソフト選びのポイント
動画編集ソフトを選ぶときは、遊びや趣味として使うのか、仕事として考えているのかで選択肢が変わってきます。
副業として動画編集をしようという方は、自身のスキルとして蓄積されるようなソフトを選ぶべきです。
仕事のスキルとして認められるソフト、というのは「動画編集の仕事で指定されることの多いソフト」という意味です。
仕事を取ることができても、クライアントが指定するソフトが使えないのでは仕事を受けることができません。
結論からいえば、クラウドソーシングのサイトなどで掲載されている仕事では、Adobe社の「Premiere Pro」が指定されていることが多いです。
つまり、「Premiere Pro」をマスターすることが、最短距離で稼げるスキルを身につけることになります。
とはいえ、これから動画編集を始める人は、仕事として続けられるか分からないのに有料のソフトを使うのは不安だ、という意見もあると思います。
そういう方は、お試しでフリーソフトを使ってみて、動画編集のイメージを掴んでから「Premiere Pro」に挑戦する、というのも一つの方法です。
この記事では、代表的なフリーソフト、「Premiere Pro」、Macの定番編集ソフト「Final cut pro」について紹介していきます。
フリーソフト
無料で利用できる代表的な動画編集ソフトには次のようなものがあります。
・iMovie
・Windowsフォト
・AviUtl
・lightworks
・shotcut
・FreeVideoEditor
・OpenShotVideoEditor
・DaVinciResolve
・BeeCut
無料の編集ソフトは幅広く、お試し程度に動画編集をやってみる、という簡易なものから、ある程度本格的な編集に対応できるものまであります。
また、UIがシンプルで、直感的に使えるものが多くあるため、初心者でも抵抗なく利用できるものもあります。
反面、本格的な編集を行うには機能が限定されているソフトも多いため、本格的に編集を行う方は、以下に紹介する有料ソフトを検討しましょう。
Adobe Premiere Pro
Premier Proはプロの編集者が使うソフトで、市場でのシェアも高く、動画編集ソフトの世界標準とも言えるようなものです。
他のソフトに比べ、非常に多くの機能が搭載されていて、細かな編集作業に対応できます。
反面、予備知識無しでソフトを開くと、どこから手をつけていいのか分からないほどシンプルな画面と、膨大なメニューに面食らうことでしょう。
使い方をマスターするには、書籍や、ネットの情報、Youtubeの解説動画などを活用することが必須です。
また、動画編集全般からソフトの使い方まで教えるスクールがたくさんあるので、はじめに教わっておくというのも選択肢になります。
高機能なソフトのため、パソコンのスペックをある程度高いものにしないと快適な作業ができません。
しかし、仕事として本格的に動画編集をするのであれば使用して損はないソフトです。
購入方法は、サブスク版のみとなり月額料金が継続して発生します。
サブスクであることのメリットとしては、バージョンアップやデバッグへの対応が迅速に行われることがあります。
2021年にあった大きなアップデートとしては、自動で字幕を生成する機能が追加されたことがあります。
今まで他のソフトなどを使用して字幕をつけたり、手打ちしたりしていたことを考えれば、編集作業を軽減する大きなアップデートと言えるでしょう。
Premiere Proを使うかどうかは、副業など将来への投資としての価値を見出すかが判断の基準となるでしょう。
Final Cut Pro
Final Cut ProはMacOSでのみ使用できる動画編集ソフトです。
フリーソフトのiMovieの高機能版ともいわれています。
Premiere Proと比較されることの多いソフトですが、機能は十分に多く、直感的な操作で編集作業ができるため初心者でも取り組みやすいといえます。
多くのYoutuberや、クリエイターが使用しており、Premiere Proと双璧をなす編集ソフトと言えるでしょう。
購入は、36,800円(税込み)の買い切りになります。
Premiere Proと異なり追加の費用などは発生しません。
90日間の無料体験のプランもあり、自分に合っているか不安、という人にも配慮されています。
動画編集 スキルの学び方
動画編集のスキルはどうやって身につけるのがよいでしょう。
副業として考えている方は、最短距離で操作をマスターして、稼ぐことに注力したいと思うものです。
先にも書いたとおり、ソフトによってはいきなり立ち上げても、操作が分からない、機能が多すぎてうまく使えない、効率よく作業をする方法が知りたい、などが最初の壁になってきます。
基本の操作を、一通り体系的にマスターできれば、応用はそれほど難しくありません。
動画編集を身につけるために僕がおすすめする方法は、以下の3つです。
・Youtube、ソーシャルメディアを活用する
・本を活用してスキルを身につける
・オンラインスクールに登録して学ぶ
Youtube、ソーシャルメディアを活用する
Youtubeで、「動画編集」や「Premiere Pro 使い方」などと入れて検索すると、たくさんの動画が出てきます。
断片的な知識を得られるものから、始めて編集をする人向けの長編の動画まであるため、動画編集のイメージや基本的な操作方法を理解するには良いツールです。
中には、有料にしてもよいような動画もあるため、活用の仕方によってはあなたのスキルできるものもあります。
反面、あまり正確ではない情報を発信している人もいるので、ソーシャルメディアで学習しようという人は、発信者の情報の確認や、動画内容の検証などを行い、本当に正しい有益な情報かどうかを見極めることが必要です。
本でスキルを身につける
自分の使うソフトの解説に特化した本で、スキルを身につけるというのもありです。
実は、動画編集の本はたくさん出版されていて、動画の教材よりも遥かに多くあります。
プロも使うソフトである「Premiere Pro」「Final Cut Pro」用には、たくさんの書籍があるのは想像できると思いますが、フリーソフトである「iMovie」や「Davinci Resolve」など、仕事としては利用されないような編集ソフトにも数多くの本が販売されています。
本はいつも傍らに置いておけるため、わからないことをすぐに調べることができます。
なにか一冊買っておいても損はないでしょう。
オンラインスクールに登録して学ぶ
僕が一番オススメしたいのは、オンラインのスクールに登録して学ぶという方法です。
オンラインスクールに登録することで、体系的に動画編集を学ぶことができます。
教える人はこの道のプロなので、信頼できる情報・知識を得られます。
わざわざ学校に出向いて受ける授業ではなく、オンラインで授業を受けられるので、あなたの都合の良いタイミングでスキルを身につけることができます。
ここではリーズナブルに動画編集が学べて、お得にAdobe Premiere Proが利用できるオンラインスクールを2つ紹介します。
デジハリONLINE 「Adobeマスター講座[ソフト付属]」
まずは、クリエイターを養成するスクールであるデジタルハリウッドが運営する、デジハリONLINEの「Adobeマスター講座[ソフト付属]」です。
授業はすべてオンラインの動画46時間分となり、課題を提出することで添削をしてくれる、という仕組みになっています。
この講座では、Adobe Creative Cloudの12ヶ月版のライセンスがセットになっていて、料金は39,980円(税込み)となっています。
Adobe Creative Cloudは、Premiere Pro、Illustrator、Photoshopなどのソフトがセットになったもので、通常の料金は年間74,976円ですので非常にお得です。
Adobe CCをお得に利用できて、講座を受講できるというのは、始めて動画編集をする人には魅力的ですね。
デジタルハリウッドは、Adobe社よりAdobeプラチナスクールパートナーに認定されているため、認定スクールの生徒として講座を受講することで、ソフトを格安で利用することができると言う仕組みになっているのです。
講座はこちらからどうぞ
たのまな 「Adobeソフトウェア通信講座」
たのまなの「Adobeソフトウェア通信講座」も、Adobeプラチナスクールパートナーに認定されているスクールになります。
こちらは大手通信教育会社のヒューマンアカデミーの運営です。
講座もAdobe Creative Cloud(36,346円〜)+オンライントレーニングの恩恵を受けることができます。
仕組みなどはデジハリONLINEと似ていますが、微妙な違いがあります。
たのまなでは、課題の添削は別料金となり、スクール受講後の案件の紹介などは無しとなっています。
こちらから講座を確認できます。
アドビ オンライントレーニング通信講座
僕個人の見解ですが、動画編集でなるべく早く収入を得たいという人は、課題添削無料で、案件の紹介も期待できる、デジハリONLINEのほうが向いているのではないかと思います。
動画編集 ソフトについてのまとめ
副業で動画編集をするなら、ソフトは Adobe Premiere Pro 一択といっても過言ではないと思います。
他のソフトは、趣味や、自分でYoutubeなどに配信する場合はよいと思いますが、仕事として活用できるかといえば疑問です。
Premiere Proは非常に高機能ですが、高価なソフトであり、かつ継続的に費用がかかってしまいます。
中途半端に使うのではなく、しっかりと収益化につなげるよう、自分なりのビジネスモデルを作っていくことが必要です。
また、Premiere Proの操作を体系的に学ぶには、ソーシャルメディアはきっかけ程度ととらえ、書籍、オンラインスクールなどで一度しっかりとマスターするのがよいでしょう。
動画編集を副業にするならクラウドソーシングサイトに登録するのが近道
もしあなたが、動画編集を副業や本業にしたいと考えているなら、まずはクラウドソーシングサイトに登録することをおすすめします。
クラウドソーシングサイトとは、「仕事を発注したい人(会社)」と「仕事を探している人」をマッチングするサイトです。
求人が掲載されており、仕事を探している人は応募して、契約し、仕事を完了して、報酬を受け取るというプロセスを、すべて行うことができます。
契約や金銭のやり取りもサイト上でできるため、仕事内容や金銭面でのトラブルが起きにくいという特徴があります。
特に、仕事に応募する側は、立場が弱くなりがちで、トラブルが起きたときに泣き寝入りするケースがありますが、クラウドソーシングサイトを利用することで対等な契約関係として仕事をすることができます。
システム利用料はかかりますが、仕事の請け負いにまつわる煩雑な作業を代行してくれるため、利用価値の高いサービスといえます。
僕は、クラウドワークス(CrowdWorks)とランサーズという、二大クラウドソーシングサイトに登録していますが、自分の希望に合った動画編集の仕事が多く掲載されているため、頻繁に利用しています。
良いクライアントに恵まれれば、単発ではなく継続して仕事を請け負うこともできるので、安定した報酬を得ることができるようになります。
クラウドソーシングサイトへの登録に費用はかかりませんので、とりあえず登録してみてはいかがでしょうか。
登録したからといって、しつこい勧誘などは一切ありません。
あなたが仕事を検索して、希望に合うものがあれば応募する、というあなたが主体になって仕事を探すことができます。
参考までに、リンクを貼りますので興味があればのぞいてみてはいかがでしょうか。
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