テロップ 作成を始めるときに押さえるポイント徹底紹介 Premiere Proで稼ぐ動画編集

副業

動画の テロップ 作成は重要な作業

動画編集の作業で、カットなど編集と同じくらい時間がかかるのが テロップ 作成です。

テロップは、会話を文字起こしするだけではなく、場面の説明など、シーンにインパクトを与えたり、ポイントになる言葉を強調したり、その役割は多く、動画の印象を決めるものといっても過言ではないくらいです。

効率よく自動でテロップの作成ができればよいのですが、人の目と手が必要なため、仕事の需要も多くあります。

また、日本語の動画に日本語のテロップをつけるだけでなく、海外の動画に日本語のテロップをつけたり、その逆もあるため、仕事の幅としては広い分野です。

今回は、日本語のテロップ作成に限定して、仕事を請け負うときにチェックするポイント、作業するときに意識するべきポイントを紹介します。

 テロップ 作成は重労働

テロップ

テロップの作成には、いくつかの方法があり、大まかな内容を自動で作成する方法もありますが、人間がチェックしたり、修正したりすることは避けられない作業です。

演者の話しのタイミングに合わせて、適切な言葉を配置する。
場面の説明など必要なタイミングで、色・大きさ・エフェクトなどに配慮してテロップを作成する。
動画が長くなるほど作業も増えますし、会話が主体の動画であれば文字数も増えます。
テロップ自体にエフェクトをかける作業も行うと、作業量は一気に増えるので、多くの時間が必要になります。

集中力と、根気、全体の流れを意識しながら作業することも必要になるため、労力としては非常に大きいといえます。

 テロップ 作成に求められるスキル

テロップを作成する時に必要なスキルにはどのようなものがあるでしょう。

日本語を使えること

日本語でのテロップ作成には、日本語を不自由なく使えることが必須です。
当たり前だと言われると思いますが、日本語は厄介な言語です。
特に日本語が母国語ではない方や、他の言語をメインに使っている人が、日本語でテロップを作成しようとするととても苦労されると思います。

文脈、ニュアンス、日本語と英語が混じった文など、文字起こしするときに聞き分けが必要になります。

人の話を聞くことができる

いろいろな動画の形式がありますが、テロップをつける素材としては「人が話すこと」が中心になります。
アプリを使って半自動でテロップを生成する方法もありますが、最終的にはあなたが聞いた内容をテロップにすることになります。
注意深く話を聞いて、適切な単語を選ぶことが求められます。
日本語は同音異義語が多く、文脈によって使う言葉が違ってくるため、ただ話を聞くだけではなく、文意文脈を理解するスキルが必要になります。

耳が良いこと

動画素材で話をする人は、プロのアナウンサーのように話してくれる人ばかりではありません。
早口の方、滑舌の悪い方、声の抑揚が大きすぎる方、言葉のチョイスが独特な方、方言が強い方など、様々な人が話す言葉をテロップに起こすことになります。

場合によっては再生スピードを落として、繰り返し聞くことが必要になったり、第三者の意見が必要になることもあります。

分からない、聞き取れないフレーズが出てきたら、先入観を排除して注意深く音声に耳を傾ける努力が必要です。

音の聞き分け、イントネーション、擦過音など細かに聞き分けられることが望ましいです。

根気強さ

あらゆる仕事に言えることかもしれませんが、根気強さ、言い換えれば我慢強さが必要です。
聞き取りにくい言葉を繰り返し聞くことや、動画全体を仕上げる作業量、クライアントの要望による度重なる修正など、何かを売ったら終わりという仕事ではありませんので、継続して仕事に取り組む集中力と根気が要求されます。

テロップ作成で必須のポイント

テロップ

仕事としてテロップ作成を請け負う時に、外してはいけないポイントを紹介します。

視聴ターゲットの把握

作業をする動画が、どのような視聴者に向けて作られているのかを把握しましょう。
例えば、若い人向けのエンタメ系動画であれば、早い場面転換とテンポの良さが必要なので、テロップも短め、派手めで切り替えが多くなります。
逆に、年配の方向けの動画の場合は、読むスピードがゆっくりになるため、テロップの表示時間が多くなるように、切り替えを少なめにして作成します。
また、専門家向けの動画であれば専門用語を使用しますが、一般の方向けの動画の場合はなるべく平易な言葉を使うようにします。

作業に入る前に、視聴者の傾向を聞いておくことで、クライアントの求めるテロップ像が明確になります。

クライアントの動画の傾向の理解

仕事を請け負ったら、クライアントが作成した他の動画を確認しましょう。
動画のテーマや、構成、テロップの付け方など、傾向を把握しましょう。
依頼内容を言葉で見るよりも、動画などの作品を見るほうが、イメージがつかみやすいはずです。
クライアントの好みに沿ったテロップを作ることを意識しましょう。

スタイル、エフェクト

テロップのスタイルや、必要なエフェクトは必ず事前に聞いておきましょう。
必要なフォントがあるかもしれませんし、高度なエフェクトをつけなくてはいけないかもしれません。
それによって、必要な作業時間が変わってきます。
本当にその仕事の単価が適正なのか、作業内容を詳細に把握しておくことで判断できるはずです。
作業量が多いのに単価が低いなど、割に合わない仕事は受けない、という選択肢も持っておくべきです。

 テロップ 作成のスキルはどうやって身につけたらよいか?

テロップ作成のスキルを身につける方法はいくつかあります。
ネットの情報を拾い読みしてやり方をマスターしたり、本で学ぶ方法もあります。
また、オンラインでも受講できるUdemyやデジハリオンラインなどの講座に申し込む方法もあります。

僕の別の記事でも、Premiere ProVrewを使ってテロップ作成をする方法についてまとめていますのでよかったら読んでみてください。

参考までに、Udemyとデジハリオンラインについても簡単に紹介しておきます。

Udemy

Udemyは世界中で事業展開している、最大手級のオンライン学習プラットフォームです。

米国Udemy,Inc.により運営されており、日本ではベネッセが事業パートナーとして協業をしています。

C2C(consumer to consumer)により、豊富で多彩な講座が用意されており、個人の学習ニーズに合った学びを見つけられます。

利用者実績は世界規模であるため破格です。
・受講者数:約4000万人
・講師数:約70000人
・講座数:約15.5万
※2021年3月現在 すべて世界全体での数

提供している講座のカテゴリーも多岐にわたります。

AI開発、IT・ソフトウェア、動画編集、データサイエンス、エクセル、マネージメント、マーケティングなど、10万を超える講座が用意されています。

Udemyの講座は、C2Cの特徴として厳しい市場原理にさらされているため、評価の高い講座は競争の中で磨かれた優れた教材になっていることも特徴といえます。

習得したいスキルが明確で、自ら学ぶ姿勢があり、自分に合った教材を探す意欲のある方にはピッタリの講座であるといえます。

また、一講座あたりの料金は数千〜数万円程度と、お手頃な価格のものが多く、ちょっと試してみようかな、という気持ちでも利用できる料金設定です。
講座は一度購入すれば視聴期限がなく、30日返金保証もついているので安心して始めることができます。

いろいろな機能も用意されていますが、例えば、再生速度調整により0.5〜2倍の間でスピードを変えることができます。
短時間で受講したいときから、メモを取りながらじっくり受講するときまで様々なスタイルに対応できます。
専用アプリを使えばスマホからオフライン環境でも視聴が可能です。

また、掲示板機能で、直接講師に質問ができるので、疑問の解決も容易にできるなど、受講者の立場で利用しやすいサービスといえます。



世界最大級のオンライン学習サイトUdemy

デジハリオンライン

テロップ

デジハリONLINEは、クリエイターを養成するスクールであるデジタルハリウッドが運営するオンラインスクールです。

デジタルハリウッドは、Adobe社よりAdobeプラチナスクールパートナーに認定されているため、認定スクールの生徒として講座を受講することで、ソフトを格安で利用することができると言う仕組みになっています。

おすすめの講座は「Adobeマスター講座[ソフト付属]」です。

授業はすべてオンラインで、動画は46時間分ありAdobe CCの各ソフトの使い方が分かりやすく説明されています。
また、課題を提出することでプロ講師が添削をしてくれる、という仕組みになっているため、実践的な技術を身につけられる講座となっています。

卒業後の仕事の紹介なども行われているようで、これから副業・本業として動画編集を始めようという人には嬉しいサービスですね。

この講座では、Adobe Creative Cloud(Adobe CC)の12ヶ月版のライセンスがセットになっていて、料金は39,980円(税込み)となっています。

Adobe社では、年に何回かキャンペーンや、ブラックフライデーなどの割引セールがありますが、デジハリONLINEの講座で購入するのが最も安い方法になります。

 テロップ 入れは稼げる仕事

アドセンス

世の中を見渡しても、面倒な仕事ほど稼げる、というのは間違いありません。
クラウドソーシングのサイトをみても、テロップ作成の仕事はたくさんあります。
ただし、異常に単価の安い仕事が多いのも現実です。
安い求人に飛びついてしまう人がいるから、単価が安いままということもあるでしょう。
しかし、テロップ作成にかかる労力・時間を考えてみましょう。
時給に換算して、最低時給にも満たないような案件は捨てるべきです。
信頼できるクライアントと、継続して仕事ができるようになれば、単価のアップや仕事の幅の広がりも期待できるようになります。
あなたのスキルを適正に評価してくれるクライアントに出会えることが、テロップ作成、ひいては動画編集で稼げることにつながります。
自分を安売りしない、フリーの動画編集者として、肝に銘じておくべきことだと思います。

CrowdWorks(クラウドワークス)
クラウドワークス

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